若トラ駆ケル」が始まった
このたびは高卒2年目の内野手・百崎蒼生さん(19)と、初めて1軍昇格を果たした同じく2年目の投手・椎葉剛さん(23)に焦点を当てる
百崎の打撃成長
百崎さんは、ウエスタン・リーグでの打率が現在・321(131打数42安打)と、昨年の同時期に比べて飛躍的な成長を見せている昨年は119打数でわずか22安打、打率は・185に留まっていたため、これは顕著な改善を示す
彼は「今年はすり足気味に打撃フォームを変えたことがハマっていますね
コンタクトしやすくなりました」とコメントし、打撃フォームを見直したことが奏功していることを明かした
これまでのフォームでは足を高く上げるスタイルだったが、プロのレベルで通用するために柔軟に改良を試みた
濃密な練習と成長の過程
昨年の秋には、安芸キャンプのメンバーから外れたことに悔しさを感じた百崎さんは、鳴尾浜で必死に練習に励んだ指導者と1対1での特訓を重ねる毎日で、練習時間は1日6〜7時間に及んだ
「力が抜けていても打球の質が変わらなかった」と語る彼は、スイングに関する新たな発見を得ることができた
守備力の課題
とはいえ、1軍昇格には守備力も必要不可欠だ彼は4月20日の広島戦で2つの守備ミスを犯し、試合直後にベンチに戻される経験をした
「1軍はもっと打球が速くなる
まだまだです
もっと鍛えますよ」と意気込む19歳の姿勢が印象的だ
椎葉の初1軍昇格
百崎さんに加え、椎葉剛投手(23)も注目の若手選手であり、先日初の1軍昇格を果たした彼は今後、百崎さん同様に1軍で活躍するための厳しい競争に挑むことになるだろう
若手選手たちの成長を追う「2軍リポート」は、今後も続く予定だ
阪神タイガースファンにとって、彼らがどのように1軍の舞台で活躍するのか、大いに期待が高まる
阪神タイガースの若手選手、百崎さんと椎葉さんの成長は非常に期待されるものだ。特に百崎さんは打撃面での進化が見られ、今後の活躍が楽しみだ。守備力に課題はあるものの、若い選手のポテンシャルを感じさせる。阪神タイガースの未来を担う彼らに注目したい。
ネットの反応
阪神・百崎選手が新たな打撃フォーム「すり足気味」を取り入れた結果、ウエスタン・リーグで1位の打率を記録したことが話題となっています
これに対して多くのファンからのコメントが寄せられており、彼の成長に対する期待や応援の声が多く見受けられます
特に、百崎選手の練習への取り組みや泥まみれになりながらの特守など、ハングリー精神にあふれた姿勢が称賛されています
一部のコメントでは、彼が今季中に一軍経験を果たす可能性についても言及されており、ファンの期待が高まっています
また、彼の打撃能力についての意見も分かれています
新フォームの効果に対して肯定的な声がある一方で、それがすぐに結果を出すかについて疑問を持つ意見もあります
さらに、守備力向上の必要性や他のポジションでの活躍についてもコメントがあり、今後の成長をサポートするための助言も含まれています
全体として、百崎選手の努力や成長を高く評価する声が多く、特に若手選手の頑張りに期待しているファンが多いことが分かります
ネットコメントを一部抜粋
限界を超える猛練習をして初めて見えてくることもあるのだな。
阪神の選手には珍しいハングリー精神にあふれて泥臭い努力ができる選手だと思います。
今の時代において珍しいガッツを全面に出すタイプ。好きやわ。
百崎選手が打てるショートに成長すれば阪神の未来は明るいですね。
驚きの急成長ですね!来シーズン1軍の戦力になってる事を期待しています。
キーワード解説
- ウエスタン・リーグとは?:プロ野球の下部リーグで、育成選手や若手選手が参加して競うリーグで、選手たちの育成と試合経験を目的としています。
- 打率とは?:野球において、選手の打席におけるヒット数の割合を示す数値で、打撃の精度を評価するために用いられる重要な指標です。
- コンタクト力とは?:バッターがボールにバットを当てる能力を指し、ヒットを打つためには不可欠なスキルです。
- 守備力とは?:選手が守備時にボールを捕る能力や、相手の攻撃を防ぐ技術を意味し、投手との連携も重要です。

