元広島監督・山本浩二氏が語る「喜怒哀楽」とプロ野球の思い出

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巨人のライバルとして知られる、元広島監督の山本浩二氏(78)に焦点を当てた連続インタビューシリーズ「巨人が恐れた男たち」の第5回が公開された

山本氏は1970年代から80年代の広島黄金時代において、絶対的な4番打者として君臨し、通算536本塁打は歴代4位という偉業を残している

また、鉄人・衣笠祥雄とのコンビの「YK砲」は、多くのファンに脅威を与えた存在として記憶されている

今回のインタビューでは、山本氏自身の喜怒哀楽の物語が語られる

監督と選手の関係

山本氏はスタート時から古葉竹識監督の下での経験を振り返り、「兄貴のような存在だった」と語る

1975年に監督に就任した古葉監督は、三塁コーチャーとしての姿でキャリアをスタートさせ、「カッコよかった」と懐かしむ

1984年には古葉監督の指導のもと、4度目のリーグ優勝を果たしたが、その道のりには波乱もあった

逆転ホームランの裏に隠された思い

そのシーズン、山本氏は一度打順が6番に下げられるという苦境も経験したが、そんな中でも勝負強さを見せ、巨人との試合で決勝の3ランホームランを放っている

さらに、これには古葉監督の「後半頑張ってもらわなあかんから、休ませた」という隠れた意図があったことを後に知ることになる

ライバル・江川とのエピソード

プロ野球を語る上で忘れてはならないのが、山本氏と江川卓の関係だ

江川はその速球で知られ、若き日に山本氏を苦しめたピッチャーの一人でもあった

山本氏は江川に対する印象や、当時行った特訓についても語り、「彼はすごいピッチャーだ」という言葉から、それへのリスペクトがうかがえる

人間関係の重要性
山本氏は、野球だけでなく他球団の選手とも積極的に交流し、相手の考えや性格を理解することが、試合での勝利にもつながったと振り返る

こうした経験は、単なるスポーツだけに留まらない、選手間の絆や人間関係の重要性を強調している

山本浩二氏のインタビューは、選手としての偉大な業績だけでなく、監督やチームメイトとの関係やライバルについての思いも語られており、彼自身の人間性が見える内容でした。野球の勝敗だけでなく、選手間の絆の大切さを再認識させられる興味深いエピソードが満載でした。
ネットの反応

山本浩二選手と江川卓選手の対戦について、多くのファンからのコメントが寄せられました

特に、浩二選手が江川選手から通算14本塁打を記録したことに対する評価が高く、浩二選手の勝負強さや打撃スタイルが称賛されています

中には、浩二選手の打撃フォームを真似していたというファンの声もあり、彼が多くの人に影響を与えていた様子がうかがえます

コメントの中では、江川選手との初対決の際に浩二選手が驚いたことや、二人の対戦が鮮明に記憶に残っていることも語られています

また、浩二選手の引退を惜しむファンの声も多く、彼の存在がプロ野球史においていかに重要であったかが伝わってきます

さらに、コメントでは、浩二選手が試合中に相手ピッチャーに対する分析を行い、最適な打撃スタイルを身につけていることが触れられています

各コメントを通じて、浩二選手がただの打者ではなく、試合や対戦相手に対する戦略家であったことが強調されており、彼の野球に対する真摯な姿勢が多くのファンに評価されています

ネットコメントを一部抜粋

  • 巨人ファンですが、山本浩二さんは好きでしたね。
  • あのマン振りでライトにホームランが当時不思議やった!
  • 浩二さん対江川といえば、市民球場でピッチャライナーが江川の腹に直撃して悶絶するシーンを思い出しました。
  • 全ては勝負の為に。山本は本物のプロですね。
  • 江川が入団した時、山本浩二は球界を代表する打者だった。
キーワード解説

  • 「YK砲」とは?広島東洋カープの歴代の名選手、山本浩二と衣笠祥雄のコンビで、強力な打撃力を誇るトリオを指します。
  • プロ野球とは?日本のプロ野球リーグは、12チームから成り立っており、シーズンを通じて試合を行い、優勝を争うスポーツです。
  • 打順とは?野球において、選手がバッターボックスに入る順番のことで、これによって試合展開や得点機会が異なります。

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