5月26日現在、彼は19試合に登板し、2勝0敗という成績を残しています
セーブはないものの、ホールド数は13で、防御率は1.45という優れた数字を記録しています
これは試合の勝利を支える「勝ちパターン」としての重要な役割を果たしていることを示しています
彼の活躍が特に際立ったのは、4月30日の阪神戦でした
この試合で彼は、延長11回にマウンドに上がり、先頭バッターの坂本誠志郎選手をフォークボールで三ゴロに仕留めました
続いて代打の梅野隆太郎選手もフォークボールで打ち取ります
最後に木浪聖也選手をカーブで三ゴロに打ち取り、三者凡退で切り抜けました
清水選手は「とにかく3人で終わりたかったので良かったです」と試合を振り返ります
この安定したピッチングの後、チームはサヨナラ犠飛で勝利を収め、清水選手にとっても感慨深い勝ち星となりました
中継ぎ投手として転向して以来、清水選手は毎年50試合以上の登板を果たすなど、その安定性は高く評価されています
中日ドラゴンズにおいて、4年連続で50試合以上登板を果たした選手は非常に限られており、清水選手は高卒投手としてその記録を持つ数少ない選手の一人です
彼自身も「1年間投げ続けないと達成できない数字です
調子やケガが影響するので、慎重に体のケアをしています」と強調しています
初の勝利を挙げた阪神戦は、試合時間が4時間に及ぶ長丁場で、試合終了が22時40分を過ぎていたため、選手たちは早々にロッカールームに引き揚げる中、清水選手はトレーナーによるケアを受けてから車に乗ったとのこと
そのため、出発時刻は23時半を回ったといいます
清水選手の姿勢は、体調管理の重要性を示しており、今後の活躍に期待が高まります
清水選手の活躍は、投手としてだけでなく、チーム全体の戦力としても不可欠です。試合を俯瞰して見守ると、彼のピッチングがどれほど貴重であるかが理解できます。体調管理に最大限の注意を払い、練習を重ねる姿勢は、多くの選手が学ぶべき手本と言えるでしょう。今後の更なる飛躍が期待されます。
キーワード解説
- リリーフとは？試合の後半に投げる中継ぎ投手の役割のことを言います。
- 防御率とは？ピッチャーが与えた自責点を元に計算される指標で、成績の重要な部分を示します。
- ホールドとは？試合中にチームが勝っている状態で登板し、自らの登板によって勝利を保持したことを評価する指標です。
