昨シーズン、6月にデビューし4勝を挙げた彼は、今季の開幕に向けて先発枠の定着を目指したが、強力な外国人投手陣に先発ローテーション入りを逃した
結果として、救援投手として1軍に残ることとなった
石田は初めてのリリーフ経験を振り返り、「調整の難しさはあまり感じなかったが、試合後半の緊張感は全く別物だった」と語る
静岡・静清高や中大で先発を担った彼だが、中継ぎでは肩にかかるプレッシャーが一層強まった
ブルペンでモニターを見つめ、登板の機会が来るまでの緊張感は、彼の成長を促す一因となった
石田は先発投手とは異なる役割を経験し、「中継ぎの気持ちが少し分かるようになった」と述べ、日々の準備の大変さを認識した
また、150キロ超の速球を投げる投手たちを身近に感じ、自身の強みを再確認することができた
昨季は打者2巡目でつかまることが多く、課題が残ったが、この経験を活かし、制球力を強化する方法を模索してきた
特に、4月中旬に出場選手登録を外れた後、彼は緩急の付け方や投球のテンポを見直し、2軍戦では得意のシンカーの球速を変えて投げ分けることで相手バッターのタイミングを外す練習を重ねてきた
22日の中日戦では、9回を完封し、見事なピッチングで1勝目を挙げた
「ファームに落ちたことで新鮮な気持ちになり、中継ぎを経験したのは良かった」と語っていた
このように自己理解を深めた石田が今後どのような飛躍を見せるのか、注目が集まる
石田裕太郎のリリーフ経験は、今後の彼の成長に大きく寄与することが期待される。若手投手が中継ぎを経験することで、試合の流れを把握し、精神的な強さを養える貴重な機会になることが分かる。今季の彼のさらなる成長や活躍に目が離せない。
ネットの反応
コメントには、石田裕太郎投手の投球スタイルや今後の成長に期待する声が多く寄せられています
ファンは彼が持つコントロール力やマウンド捌きに注目しており、チームの中核を担う投手になってほしいと願っています
特に、三浦監督のような優れた投手になってほしいとの期待や、彼のテンポ良い投球に期待を寄せる意見が多く見られました
また、先日の登板でのコントロールや三振数など、具体的な数字を挙げて称賛する声もありました
中でも、プロ初完封を達成したことが好評であり、その後の研究による課題も指摘されていますが、それを乗り越える力があると信じられています
さらに、見る者を楽しませる球の動かし方や、バッテリーとの相性についても言及されており、次の試合への期待が高まっているようです
全体として、ファンは石田投手の成長を願い、多くの期待を寄せているコメントが占めています
ネットコメントを一部抜粋
緩急に広くゾーンを使える先々が楽しみな横浜ファンの鑑よ。
コントロールは最近のピッチャーの中ではトップクラス。
テンポの良い投球で、次回もチームを勝利に導いて欲しい。
石田裕太郎には期待したいですね。凄い楽しみにしてます。
投球術を磨いて右の東、番長の再来と言われるぐらいになって欲しいです。
キーワード解説
- 制球力とは?投手が自分の投げた球を狙った場所に投げる力のことです。これが高いと、バッターは打ちづらくなります。
- 緩急とは?速球と変化球を組み合わせて投げることで、打者のタイミングを外す技術のことです。
- 中継ぎとは?試合の途中でマウンドに上がる投手のことを指し、先発投手の後を継いで投げる役割を持ちます。
- シンカーとは?直球と異なり、球が落ちる系統の変化球の一種で、打者にとって非常に打ちにくい球です。

