ソフトバンク戦で日本ハムの孫易磊選手がプロ初セーブを達成

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
<ソフトバンク2-5日本ハム>◇27日◇みずほペイペイドームにおいて、日本ハムの20歳の若手投手、孫易磊(ソン・イーレイ)がプロ初セーブを記録しました

孫選手は9回に登板し、3者凡退でゲームを締めくくり、チームを勝利に導きました

試合は前半から日本ハムが2点をリードして迎えた5回表、監督が孫選手にクローザーとしての起用を告げた際、彼は「全力で投げられました」とのコメントを残しました

クローザーとは、試合の終盤にリードを守るために登板する投手を指し、特に緊張感の高い場面での投球が求められます

同試合において同チームの加藤投手コーチは、孫選手の起用を決定した後、新庄監督に「肝っ玉、据わってきましたね」と語り、その成長を称賛しました

また、孫選手は22日に支配下登録されたばかりであり、采配に対する新コーチの大胆な決断にも喜びを見せました

孫選手の初セーブは、彼が20歳3カ月という年齢での達成であり、日本ハムの球団史上最年少セーブを記録しました

この記録は、過去に同チームの堀選手が持つ20歳5カ月という記録を抜いたもので、さらに外国人投手で見ると、2005年に中日でプレーしたチェン選手の20歳0カ月に次ぐ早さです

今回の孫選手の初セーブは、若手投手がプロの舞台での期待を裏切らず、成功した瞬間を象徴しています。特に20歳という若さでの達成は、彼のこれからの成長に大きな期待を抱かせるものであり、日本ハムにとっても明るい材料です。新庄監督の大胆な起用が功を奏し、スクラムを組んだチーム全体の結束力も感じられる試合でした。
キーワード解説

  • クローザーとは?試合の終盤にリードを守るために登板する投手を指し、特に緊張感の高い場面での投球が求められます。
  • セーブとは?投手がリードを守って試合を締めくくり、勝利に貢献することを意味します。
  • 支配下登録とは?プロ野球において選手が正式にチームに所属することを示し、試合に出るための資格を与えられることを指します。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。