1点リードの状況で迎えた9回、2死一塁というピンチを迎えるが、冷静に抑えの役割を果たし、最後は136キロのスライダーで慎重に投球し、相手バッター上林を空振り三振で仕留めた
これで今季10セーブ目を挙げ、通算成績は100セーブ・125ホールドに達し、まさにダブル大台を達成した
石山は記念のボードを持ち、「本当にほっとした気持ちしかない
勝ってよかった」とコメント
自身の達成感よりも、試合に勝てたことへの安堵の方が勝っていると語った
また、この勝利により連敗を5で止めることにも貢献した
お立ち台では「(8回に宮本)丈がいいところで打っていたので負けられない
負けたら怒られると思って頑張りました」と、場を和ませながら潔い決意を表した
石山投手は、過去2年間は防御率が4点台に沈んでいたが、今季はシュート回転でホップする直球が復活
これにより17試合に登板し、防御率は1.10という素晴らしい数字を残している
この若手投手たちが苦しむチームのブルペンの中心にいることは、頼もしい限りである
データ
| 名 前 | 石山泰稚 |
|---|---|
| 達成日 | 2025年5月27日 |
| 通算セーブ | 100 |
| 通算ホールド | 125 |
| 年齢 | 36歳8カ月 |
キーワード解説
- セーブとは?試合終了時にリードを守り切った投手に与えられる成績で、勝利投手の条件の一つです。
- ホールドとは?試合中にリードを維持しつつ、試合が終わるまで登板した投手に与えられる成績で、得点を与えずに試合を進行することが求められます。

