試合はヤクルトが中日に2―1で勝利し、石山は9回裏に上林選手をスライダーで空振り三振に仕留めた
その瞬間、彼はグラブを叩きながら「本当にほっとした気持ちしかないです
勝ってよかった」と喜びを語った
この試合で、石山はプロ野球史上38人目となる通算100セーブを達成した
さらに、彼は通算100ホールドも達成し、これは史上9人目、ヤクルト球団初の快挙となる
石山は36歳8か月という年齢での達成は、プロ野球界において最年長となったことも特筆すべき点である
石山は「88年世代」に属し、同じ世代には巨人の坂本選手や田中将大選手など、すでに名球会入りの実績を持つ選手たちが揃っている
「僕なんかが語れませんよ」と謙虚に振り返りつつも、彼は「坂本が2000本打ち、マー君も200勝となれば本当に尊敬する」と語り、同世代の活躍を励みにしてきたことを明かした
彼の心の底には「やっぱり負けたくない」という強い気持ちがあり、その気持ちが36歳で守護神としての復活を可能にしたのだろう
通算100セーブと100ホールドを達成した石山
この偉業は、彼にとって誇れる勲章であり、今後の活躍にも期待が寄せられる
石山選手の通算100セーブ達成は、ただの記録ではなく、36歳という年齢での快挙です。年代を超えて多くの選手に影響を与える存在であり、今後のプロ野球界でも大きな刺激となるでしょう。特に彼のように周りの選手たちを常に意識しながら努力してきた選手が達成したことは、ドラマを感じさせます。
キーワード解説
- セーブとは？：試合中に自チームが勝っている状況で、投手が最終回に登板し、勝利を収めることを意味します。特に、リードを保つために求められる重要な役割を果たします。
- ホールドとは？：試合中に投手が登板し、自チームがリードしている状況で、次に投げる投手がリードを保ちやすくすることを目的とした記録です。
