試合は1―1の状態で迎えた9回の裏、2死二塁の場面でドラフト1位の麦谷祐介(むぎたに ゆうすけ)がプレッシャーをはねのけ、「絶対に決めてやろう」と気合を入れた
カウント1―1からロッテの中森の151キロのストレートを捉え、一、二塁間を破る適時打を放った
前の打席で二塁打を放った森の代走として出場していた来田も、全力疾走でホームに滑り込む
リプレー検証でも判定は変わらず、オリックスがチームに大きな白星をもたらした
この試合で麦谷はプロ初安打となると同時に、初のサヨナラ打も記録した
ロッテ戦ではこれまでの15打数6安打、打率4割という好成績を維持しており、シーズン打率も一時は3割2分6厘まで上昇していた
しかし、試合前の時点で5月の月間打率は1割6分7厘と低迷しており、そのためこの一打は非常に勇気づけるものであった
麦谷は「途中出場でもメンタルのブレはない」と語り、常に出番をイメージすることを大切にしている
また、集中力を高めるためにキシリトールのガムを2粒欠かさず噛むことが日常のルーティンとなっている
外野の先輩である西川からは「そろそろホームランを打てよ」と声をかけられ、ナイスキャラとしても親しまれている
助っ人のマチャドからは米国産のガムを渡されるなど、チームメイトとのコミュニケーションも良好である
「もっと上を目指して、結果を求めてやっていきたい」と意気込む麦谷
試合結果が両チームの戦力を大きく示した
首位の日本ハムに対しオリックスは1ゲーム差まで迫り、麦谷の活躍がチームにとって心強い力となっている
麦谷選手の活躍は、オリックスにとって非常に大きな意味を持つものです。特にロッテ戦での好成績は、他チームに対する自信をもたらすでしょう。また、自身の成長と同時に、チーム全体の士気を高める結果にもつながっています。これからのシーズンに向けて、彼のさらなる活躍に期待が寄せられます。
ネットの反応
今回のオリックスのニュースに対するコメントでは、ドラフト1位選手である麦谷選手の活躍が多くのファンから高く評価されています
特にロッテ戦での対戦打率が4割という素晴らしい成績は、多くの支持を集めています
ファンは麦谷選手について「頼もしいロッテキラー」や「能力にしてもスター性にしてもフィット感がある選手」といった意見を投稿し、その存在感を称賛しています
彼のプレースタイルや持ち味、特にバファローズに不足している盗塁能力についても触れられ、チームにとって重要な選手であるとの評価があります
また、試合中の活躍だけでなく、精神的な面でも「闘志が表にある選手」として期待されています
その他、試合の流れや他選手のプレーにも言及し、チーム全体のパフォーマンスについてもファンが言及する姿が見られました
「次の西武戦も期待している」といったコメントからも、ファンの期待感が伺えます
これらのコメントは、麦谷選手とオリックスの目標に対するファンの熱意を反映しており、彼が今後どのように成長していくか見守ることが楽しみであることを伝えています
ネットコメントを一部抜粋
頼もしいロッテキラー麦谷選手。
麦谷、色々と「持っている」選手だなぁと思います。
麦谷や、廣岡のようにやってやろうって闘志が表に出る選手は見ていて気分が良い。
麦谷は打撃スタンスが打つ前に足がバタバタする。
打つ方もクローズアップされるが、オリックスには珍しい「盗塁センス」がこの麦谷にはある。
キーワード解説
- サヨナラ打とは?試合の最後に得点を決め、勝利をもたらすヒットのことを指します。
- メンタルとは?精神的な状態のことを表し、競技における集中力やプレッシャーへの耐性を意味します。
- ルーティンとは?特定の行動や作業を、意識的に繰り返すことを指します。選手たちが試合前や練習前に行うことが多いです。

