強力な投手陣として注目される山崎投手は、これまでチームトップタイの5勝を誇っており、試合でも粘り強いピッチングを見せました
この日は、初回から激しい攻防が繰り広げられました
巨人は1点を追う形で迎えた初回、先頭の増田陸選手が豪快にホームランを放ち、すぐさま同点に追いつきます
さらに、4番バッターのキャベッジ選手が放ったソロホームランは、プロ野球通算11万本目となるメモリアルな一打となり、巨人が勝ち越しました
山崎投手は試合序盤の3回まで毎回得点圏にランナーを背負う苦しい展開でしたが、次第に調子を上げていきました
そして、7回途中まで投げて1失点、被安打6、奪三振7、与四球2というスタッツを残し、勝利投手の権利を獲得しました
巨人は7回に、浅野翔吾選手のヒットを皮切りに、再び増田選手がタイムリーを放って追加点を奪いました
この後、8回にもチャンスを広げ、3番の泉口友汰選手がライト前にタイムリーヒットを放ち、2点目を加えました
しかし、8回裏には巨人の投手、大勢がヒットとデッドボール、そしてフォアボール(四球)でノーアウト満塁のピンチを招いてしまいます
それでもパニックに陥ることなく、ピッチャーゴロのダブルプレーと空振り三振で無失点に切り抜けました
試合をしっかりと締めくくったのは、巨人の守護神、マルティネス投手です
彼は23試合連続無失点投球を続け、チームの勝利に貢献しました
試合後、6勝目をあげた山崎投手は「イニング途中に降りてしまいましたけど、なんとか試合を作れたと思います
あまり(勝利数は)気にしすぎず、次の試合も全力でいけるようにまた頑張ります」とコメントしました
この勝利で、巨人は順位を3位から2位に上昇させ、広島を破ったことにより、0.5ゲーム差で追い上げています
今回の試合で巨人は、山崎投手の活躍によって勝利を収め、順位を上げることに成功しました。特にホームランの一発で流れを引き寄せた場面は、チームにとって大きな自信となったことでしょう。若手選手の成長が見られる試合であり、これからの戦いへの期待が高まります。
キーワード解説
- プロ野球とは?日本の職業野球リーグで、セントラルリーグとパシフィックリーグの二つから成り立っています。
- ホームランとは?打者がピッチャーの投げた球を打って、ボールがフェンスを越えたりスタンドに入ったりすることを指します。
- ピンチとは?試合の中で得点を許しかねない状況のことを言います。
- 奪三振とは?投手が打者を三振にすることで、打者がボールを打たずに三振した回数をカウントしたものです。
- フォアボールとは?打者が4球のボールを投げられたときに与えられる出塁のことです。

