1軍経験のないまま終えた3年目、オフに豪州で重ねた奪三振
プロ野球・巨人所属の24歳左腕、山田龍聖投手が1軍登板を果たしていない中でも、ウエスタン・リーグで圧倒的な成績を上げています彼は今季、くふうハヤテにレンタルされ、6月末までの予定で9試合に出場し、2勝2敗、防御率1.79というエース級の成績を収めています
プロ生活での苦闘を乗り越え、実力を発揮するきっかけとなったのは、昨オフに参加した豪州ウインターリーグでの経験です
山田投手はアデレード・ジャイアンツに派遣され、メジャー経験のある選手や豪州代表選手と共に練習しました
豪州での選手たちの「ポジティブなマインド」に触れ、大きな影響を受けたとのことです
特に、クリス・アダムソン監督からの「Dominate The Controllable」という言葉が心に残りました
これは「自分にコントロールできることを支配せよ」という意味で、山田選手はこれを自分に当てはめ、自身のプレースタイルを見直すきっかけとなったといいます
豪州ウインターリーグでの彼の成績は、6試合に先発し1勝2敗、防御率4.91ながら、25回2/3を投げた中で43三振を奪うという成績も収めています
この数字は彼の奪三振能力を示していますが、防御率との関係性について考察する必要があります
今季はくふうハヤテに派遣され好成績「いろんな野球を知るのは大事」
山田投手は、くふうハヤテでは特に右打者に対しての投球が効果的だったようで、初回に3者連続三振を奪った場面も存在しますしかし、スライダーやカットボールといった変化球については課題を挙げており、今後の進化に向けた意識を持つようになったと言います
リリーフに向けて三振を意識しての投球だったという山田選手は、豪州で身に着けた体験を糧に、今季の試合でもその成果を見せています
「豪州ではさまざまな苦労を経験したが、それが選手としての成長に繋がった」と山田選手は語っています
山田龍聖投手の成長と努力が伺える記事でした。豪州での経験が彼の投球スタイルにプラスに働いていることがよくわかります。これからの1軍昇格に期待が寄せられます。
キーワード解説
- ウエスタン・リーグとは?
- 奪三振とは?
- ポジティブマインドとは?
- リリーフとは?
- 防御率とは?

