巨人の新人・石塚裕惺が公式戦初安打を記録

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◆イースタン・リーグ ロッテ0―8巨人(28日・ロッテ) プロ野球のイースタン・リーグにおいて、読売ジャイアンツのドラフト1位選手、石塚裕惺内野手(19)が公式戦初安打を含む2安打を記録した

試合はロッテとの対戦で行われ、石塚は「1番・遊撃手」として初スタメンを務めた

石塚は初回の第1打席でいきなり中前安打を放ち、続く2回の第2打席でも外角の直球を打ち返して右前へ安打を放った

これにより、彼はプロ初先発でありながら複数安打を達成し、その存在感を示した

初打席では、カウント2-2から内角寄りのフォークボールを力強く振り抜いた

結果的にバットが折れるほどの詰まった打球が中前に飛び、公式戦5打席目にして初安打を記録した

「バットを折りながらでも塁に出られたのは良かった」と、喜ばしい初安打を振り返った

2本目のヒットは、2回の第2打席でのもの

ランナーが一塁にいる状況で、「狙っていました」と述べ、追い込まれたにもかかわらず外角の直球を鋭くはじき返した

その落ち着きぶりは、ルーキーとは思えないほどで、リードオフマンとしての役割を果たした

また、このスタメン決定を聞いた際には、「え! 1番!?」と驚いたそうで、少年野球以来の経験だと明かした

チームの先輩であり最年長の長野選手の考え方を参考にしており、「長野さんが1番を打っていた時は、凡打でも内容を意識していたと話していた」と語った

試合前のチームミーティングでは、初回から得点が取れない問題が課題として挙げられ、石塚はその責任を感じていた

「1番を任せてもらった

勢いをつけられるように」と強く意気込みを持って打席に立ち、9試合ぶりの得点につなげた

石塚はプロ野球選手として、ロッテジュニア時代に訪れた経験がある球場に戻り、記念すべき初安打を打った

このボールは試合後、家族に手渡したという

彼は3月に左手の有鉤骨を骨折し、出遅れたが、復帰後は順調な道のりを歩んでいる

「また一から」と静かに決意を新たにするスター候補の選手が、今後も期待される

この記事では、巨人の新人選手石塚裕惺が公式戦で初安打を記録したことを伝えています。若き才能が試合で際立ち、先輩選手からの影響を受けながら成長する姿は、多くのファンに希望を与えるでしょう。これからの活躍に期待が高まります。
キーワード解説

  • イースタン・リーグとは?:プロ野球の二軍が参戦するリーグで、選手の育成が目的とされています。
  • ドラフト1位とは?:プロ野球チームが選手を獲得するための制度で、主に高校や大学からの優秀選手が選ばれます。
  • 内角寄りのフォークとは?:ピッチャーが投げる球種の一つで、打者にとって打ちにくい速さと落ち方を持っています。

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