試合の展開
試合は、序盤から緊迫した展開となりました1回目には、先頭バッターの増田陸を148キロの力強い直球で一飛に打ち取ると、続く吉川も変化球で遊ゴロに仕留め、2死となりました
しかし、3番・泉口に四球を与え、4番・キャベッジには一二塁間を破る右前打を浴びて、一、二塁のピンチを招きました
ここで、丸をカットボールで空振り三振に仕留め、無失点で切り抜けました
2回目には、先頭の若林を遊ゴロに打ち取った後、リチャードにはツーシームで空振り三振を奪い、甲斐も145キロ直球で見逃し三振に討ち取って三者凡退にしました
3回目には、先頭の投手・赤星に二塁内野安打を許しましたが、吉川を遊撃への併殺打に打ち取るなどして、抑えました
4回目はわずか6球で三者凡退に仕留め、流れに乗りたいところでしたが、迎えた5回目、先頭の若林にストレートの四球を出してしまい、リチャードには左前打を浴びて無死一、二塁とピンチを迎えました
ここで甲斐を中飛、赤星の投手前へのバントを好フィールディングで三塁封殺し、最後は増田陸を見逃し三振に抑えて無失点で切り抜けます
しかし、続く6回目の先頭・吉川にカットボールを打たれ、右前に運ばれました
泉口には二塁の進塁打を許し、1死三塁のピンチに直面しました
ここで井上監督がマウンドへ向かい、勝野に交代させました
その後、キャベッジには左越え適時二塁打を浴び、同点に追い付かれ、さらに2死二塁から若林に適時三塁打を放たれ逆転されてしまいました
大野は5イニング⅓で今季自己最多となる84球を投げ、4安打無失点の成績を残しましたが、降板時に記録した無失点は実に惜しいものでした
大野投手の好投にもかかわらず、チームが逆転を許してしまったことは残念です。投手は無失点という素晴らしい成績を残しましたが、勝利に結びつかなかったのは、チーム全体の流れや得点へのサポートが不足していたからとして、今後の試合での改善を期待したいところです。
ネットの反応
中日・大野雄大投手が6回途中で降板したことに対するコメントが寄せられています
多くのファンや評論家たちは、大野が無失点のまま降板した理由や、その後の勝野投手に対して不安を感じています
特に「なんで勝野なんだ接戦で使えない」といった声が上がり、勝野投手の起用に疑問を持つ人が多いです
ファンの中には、勝野がストレートを多く投げすぎていることや、リードに問題があると指摘する声も見られます
「ストレートばかりで変化球投げない」というコメントがあり、リードに疑問を持つ解説者もいます
さらに、6回のピンチを招いた際に交代させるべきだったという意見も強く、継投策のタイミングを巡る議論が続いています
大野投手が5回にピンチをしのいだにもかかわらず、その後も続投したことに対して「案の定6回上位打線につかまって絶望的」との批判が多く見受けられます
加えて、大野投手の出したランナーが得点につながったため、彼の責任が問われることもあります
勝野がピリっとしないという声や、彼は火消し役には向いていないという意見もあり、大野の実力に対して信頼を寄せるファンからは「大野の頑張りを勝野が台無しにしました」との声も上がっています
このように、ファンの間では大野の続投と勝野の起用に対する疑問が多く、采配ミスを指摘する声が多数見受けられます
ネットコメントを一部抜粋
なんで勝野なんだ接戦で使えない
え?誰も合ってないのに替えるの?って反応だったのは解説の権藤さん
降板時点で無失点なのに、なんでイニング途中で変えたのか?
勝野は火消し向いてない、慣れてる藤嶋に任せればいいのに
無失点の投手を替えて逆転されるって最低の采配だね。
キーワード解説
- 無失点とは? 投手が試合中に相手チームに点を取られないことを指します。無失点で投げることは非常に難しく、優れた投手の証でもあります。
- カットボールとは? ボールの回転を工夫することで、直球のようなスピード感を持ちながら、横に変化する特性を持つ球種です。打者にとっては、直球と見分けがつきにくい球種でもあります。
- ツーシームとは? ボールが通常のストレートよりも横に変化する球種です。特に、打者にとっては、左バッターには内側に、右バッターには外側に変化するため、打ちにくいとされています。

