オリックス星野氏が阪神大震災30周年記念の始球式を担当

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◇パ・リーグ オリックス―西武(2025年5月31日 ほっと神戸) オリックスの球団OBであり野球評論家の星野伸之氏(59)が、5月31日にほっと神戸で行われた西武―オリックスの10回戦で特別な始球式を務めました

この試合は、阪神大震災から30周年を迎える節目の年にあたることから「神戸シリーズ2025~がんばろうKOBE30th~」として開催されました

阪神大震災が発生した1995年当時に本拠地があったほっともっとフィールド神戸(当時の名称はグリーンスタジアム神戸)内では、震災の記憶を振り返る「がんばろうKOBE」報道写真展も同時に開催されました

この写真展では、震災の際に被害を受けた地域の人々の努力や、支援活動の様子などが紹介されました

また、選手たちは1995年にオリックスがリーグ初優勝を果たした際の復刻ユニフォームを着用しました

星野氏は、当時のことを振り返りながら「(ブルーウェーブ時代のユニフォームは)震災が思い出される

悲しいこともあったが、初めての優勝という嬉しさがあったので両方の感情が絡み合っている」とコメント

彼はまた、「ファンあってのプロ野球だと感じた

震災の年は特に、被災された方々がプロ野球の試合を楽しんでくれることで、私たちは頑張らなければならないという気持ちが強くなった」と感慨深げに述べました

今回の試合は、阪神大震災から30年という節目に合わせて特別に企画されたもので、プロ野球が地域に与える影響の大きさを再確認させられる機会となりました。星野氏の言葉には、震災を経験した当時の選手やファンの思いが込められており、プロ野球が人々に与える希望や勇気の重要性を感じました。
キーワード解説

  • 阪神大震災とは?震災が発生した1995年、兵庫県を中心に大きな被害をもたらした自然災害。多くの人命が失われ、地域の復興に長い時間がかかった。
  • 球団OBとは?特定のスポーツチームで活躍した選手が、現役を引退した後にそのチームの名誉ある地位や役割に就くこと。
  • 復刻ユニフォームとは?過去の特定の時期や出来事を記念して、その当時のデザインを再現したユニフォームのこと。
  • メモリアル始球式とは?特別な記念日やイベントに合わせて行われる始球式で、通常の始球式とは異なるコンセプトや目的がある。

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