阪神・大竹投手、広島戦での無失点好投で今季2勝目を挙げる

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2023年5月31日、阪神タイガースの大竹耕太郎投手(29)が、広島東洋カープとの一戦で先発として登板し、8回途中90球を投げて4安打無失点という素晴らしい成績を収め、今季2勝目を手にしました

彼のこの好投により、阪神は2連勝を達成し、シーズンの貯金を最大の9に増やしました

大竹投手の好投の内容

大竹投手は、試合の中でいくつかのピンチを迎えましたが、特に3回には二死から中村奨選手に中越えの三塁打を許し、さらに続く菊池選手には四球を与え、一、三塁の危機を迎えました

しかし、次の打者ファビアン選手を初球137キロの直球で一邪飛に仕留めて無失点に切り抜けました

リスク管理と余裕のある投球

大竹投手は「リスク管理した上で、長打にならない選択をしていますし、ボールから入ってもいいやという余裕が、相手の打ち損じに繋がったのかなと思います」と語り、自身の投球スタイルについての考えを示しました

彼は、4回にはモンテロ選手に88キロ、さらに小園選手には75キロのチェンジアップを投じ、相手打線を翻弄しました

打線からの援護と感謝の意

5回には二死一塁から、木浪選手の適時二塁打により援護点を得ました

大竹投手は「大きかったですね

1対0だと1点とられても同点と捉えられるので、投げやすさは増しました」と感謝の意を示しました

今後の展望と反省点
試合の終盤、8回には一死から代打・堂林選手に左翼線への二塁打を浴びると、藤川球児監督(44)から交代を告げられて降板しました

大竹投手は「次回は才能のある投手に続投のチャンスを与えられるように、信頼を勝ち取っていきたい」と反省の言葉も忘れませんでした

今回の勝利により、阪神タイガースは2023年6月3日からの交流戦に、3年連続で首位として乗り込むことが決まりました

今回の大竹投手の好投は、彼の冷静な判断力と技術の賜物であるとともに、チーム全体の士気を高める結果となりました。特にピンチを凌ぎ切った場面では、彼のリスク管理能力が光りました。今後も彼には期待がかかります。
キーワード解説

  • 無失点とは?:無失点とは、ピッチャーが試合中に相手に得点を許さなかったことを指します。特に無失点で試合を終えることは、投手にとって非常に評価される成績です。
  • 援護点とは?:援護点とは、投手に対する打撃陣が得点を挙げることで、投手の負担を軽減し、試合を有利に進める役割を持つ点数のことを言います。
  • リスク管理とは?:リスク管理とは、ある行動をする際に考えられる危険や損失を事前に評価し、それを最小限に抑えるための戦略を立てることです。

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