阪神・木浪が広島戦で決勝点、復調の兆しを見せる

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<広島0-2阪神>◇31日◇マツダスタジアム 阪神の内野手、木浪聖也(30)が広島戦で一振りで均衡を破る適時二塁打を放った

試合は0-0の5回、2死一塁の場面で、チーム初安打のヘルナンデスを一塁に置いて打席に入ると、ストライクを見逃した直後に来た甘いカットボールを捉えた

「思いっきりいきました

内容はすごくよかった

しっかり準備してよかった」と木浪は振り返った

打球は左中間を破り、阪神にとって均衡を破る重要な適時二塁打となった

この日、広島の床田から放った全2安打で奪ったその1点が決勝点となった

木浪は「モーチョ(ヘルナンデス)も頑張って走ってくれた

大竹に先制点をあげたいという気持ちと、僕で終わるより大竹まで回そうという思いも強かった

本当に打てて良かった」と、打席での感情を語った

木浪の好相性と復調の影響

阪神打線はこの試合で多くの三者凡退が続き、苦しんでいたが、木浪は昨季から床田に対して高い打率を残しており、今季も3打点を挙げている好相性の持ち主だ

この試合のヒットにより、広島戦では5試合連続安打達成し、そのうちの3本が適時打であることも注目される

藤川監督も「木浪は素晴らしいヒットでした

床田投手もまさかあそこから1点とは思っていなかったと思います」と称賛した

木浪の成績とチームへの貢献

木浪はこの試合で8試合連続スタメン出場を果たし、守備でも無失策を記録している

彼の活躍は阪神の最近の3カード連続勝ち越しに貢献しており、彼の月間成績は4月の2割から5月には2割6分5厘に上昇した

木浪は昨シーズンにリーグ優勝、日本一を遂げた際には遊撃手としてベストナイン、ゴールデン・グラブ賞を受賞するなど、その成績は注目に値するものである

試合後、彼は「今日と変わらず勝つことを第一に全員で戦いたい」と誓い、3連勝での交流戦突入に向けて意気込みを見せた

阪神の木浪選手が広島戦で決勝点を挙げたことは、彼の復調を感じさせる瞬間でした。打率が上昇し、チームの戦いに貢献する姿に期待が高まります。特に、彼の適時打はチームにとって大きな自信となるでしょう。
キーワード解説

  • 適時二塁打とは?試合の流れにおいて、重要なタイミングで打たれた二塁打のことで、得点を挙げるもしくはチャンスを広げる役割を果たす。
  • カットボールとは?投手が投げる球の一種で、通常のストレートに比べて横に回転を与えることで、打者にとっては予測しにくい変化が生じる。
  • 三者凡退とは?攻撃側のチームが攻撃の回で3人の打者が連続してアウトになることを指し、試合の流れを大きく変える要因となる。

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