8回の1イニングを1安打無失点とし、最速は147キロを記録した
試合の展開
試合はソフトバンクが3点を追う8回に大野が5番手として登板した初球から146キロの直球を投じ、打率リーグトップの村林一輝選手を右飛に打ち取った
続いて対戦したのは、昨年8月に本塁打を打たれたドラフト1位ルーキーの宗山塁選手
今回はファウルで粘られながらも、7球目の147キロ直球で空振り三振を奪った
大野選手の晴れやかな初登板
大野選手は試合後、「緊張はしてたんですけど、思っているほどじゃなかった真っすぐ中心で押せていけたのは良かった」と笑顔で語った
さらに、続く中島大輔選手には左前打を許すも、最後は太田光選手を145キロ直球で二ゴロに打ち取った
プロ入り前の活躍
大野選手は鹿児島・大島高3年の2022年の選抜大会で甲子園に出場し、2023年にはドラフト4位でソフトバンクに入団今季はウエスタン・リーグで5試合に救援登板し、1勝、防御率1.17という優れた成績を残している
監督の評価と選手の背景
小久保裕紀監督は「ファームで今年一番状態の良い選手いい投げっぷりでしたね」とそのピッチングを高く評価
また、大野選手の名前は、日本で活躍した松井稼頭央さんのファンだった父によって名付けられたものである
試合前には松井さんの表彰式が行われ、大野選手は「会いたかった」と残念がった
大野選手のプロ初登板は、多くの期待がかかる中での挑戦でしたが、見事に無失点で抑えたことは彼の今後のキャリアにとって重要なスタートとなるでしょう。特に彼は直球の球威が向上しており、これからの試合が楽しみです。
ネットの反応
ソフトバンクの大野稼頭央選手が無失点でのデビューを果たし、多くのファンから期待と賞賛のコメントが寄せられています
特に、鹿児島県出身の彼に対する応援の声が目立ち、地元の人々の期待感を感じさせます
「今日の投球ができれば、1軍でも通用する」という意見や、「ストレートの力で攻めるスタイルが見事」といった具体的な評価もあり、彼の才能を高く評価する声が多く見受けられました
また、「二軍での脱三振率17%超の実績を考えると、初登板でのパフォーマンスは素晴らしかった」とするコメントもあり、大野選手の実力を裏付ける意見もあります
さらに、今回のデビューに際しての松井稼頭央さんとの名前の由来に関するコメントもあり、ファンの間で話題になっています
「松井稼頭央の本名は和夫であり、大野選手には特に関係ないことだが、ファンとしては興味深い」とする声もあがりました
このように、デビュー戦を祝うコメントの中には、彼の今後に対する期待感や成長を楽しみにする声が多く、特に故郷の鹿児島県からは温かい応援が送られています
「来年、平和リース球場での先発完投の姿を見たい」といった具体的な願望もあり、ファンの熱意が伝わってきます
最後に、一部のコメントには残念な思いを表明する声もありましたが、全体としては彼のデビューを祝うポジティブな意見がほとんどを占めていました
ネットコメントを一部抜粋
今後に期待を抱かせる
上々のデビュー戦だったな。
遂にデビューしましたね!鹿児島県民として応援しております!
初登板おめでとうございます!! 1軍初登板ずっと楽しみにしてました。
体の線も入団時に比べると太くなってスピードもかなり出るようになった。
キーワード解説
- 無失点とは?:ピッチャーが相手チームに得点を許さずに投球を終えることを指します。
- 直球とは?:ピッチャーが投げる最も基本的な球種で、スピードが速く、まっすぐ飛ぶ球のことです。
- 防御率とは?:投手が自責点を与えた回数に基づき計算される指標で、低いほど優れた成績を示します。
- ドラフトとは?:プロスポーツ選手を選手するための制度で、チームが希望する選手を指名するプロセスです。

