広島・新井監督、交流戦への「DH案」で打線に活性化を図る

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広島東洋カープは1日に阪神タイガースとの試合を行い、0―8で完敗を喫しました

この試合をもって広島は4連敗の状況に陥り、3日から始まる交流戦を迎えることとなります

試合で先発した森投手は6回まで2失点と好投を見せましたが、打線は湿り気を帯び、わずか4安打に終わったことから、新井貴浩監督(48)は「全体的に低調になっている」と苦悩を隠しませんでした

とはいえ、昨季とは異なり、今年の交流戦は去年よりも充実した布陣で臨む算段ができているものとされています

藤井ヘッドコーチは「去年は2人ともおらんかったから」と述べ、昨季在籍していた助っ人選手のシャイナーとレイノルズがともに故障で交流戦に不在だったことを言及しました

今年は、ファビアンがリーグ2位の打率3割2厘を記録していることから中軸に定着しており、加えて故障から復帰したモンテロも15試合で9打点という重要な得点源として機能しています

このような状況は明らかな進歩を示しています

また、交流戦では指名打者(DH)が採用されるため、1人多く打者を起用できることが、新井監督にとっての起用の幅を広げる要因となっています

特に注目すべきは、一塁を守るモンテロ選手の安定した守備です

二塁の名手・菊池選手は「今まで見てきた外国人の一塁で3本の指に入る」と絶賛しており、これによりモンテロをDHに回す必要性は少なくなっています

そのため、有力な選択肢としては、左翼を守るファビアン選手や強打を誇る捕手・坂倉選手をDHとして起用することが考えられます

ファビアン選手が打撃に専念することによって、中堅手として秋山選手や成長株の中村奨選手を先発起用できるチャンスも生まれます

また、西倉選手をDHにすることで、ベテラン捕手の会沢選手や15試合で先発した石原選手を同時起用することも可能になります

しかし、広島の打線は交流戦前までの11試合で3得点以下が続いており、新井監督の「DHマネジメント」が効果を発揮し、現行の打順に新たな風穴をあけることができるのか注目されるところです

広島の新井監督は交流戦を前に、打順の見直しを図る姿勢を示しています。先発投手は好投を見せたものの、打線の奮起が求められる中、新たなDH案を導入する意義に注目が集まります。選手個々の特性を活かし、戦術の転換が成功するかが鍵になるでしょう。
ネットの反応

広島カープの新井監督が手掛ける今年の交流戦について、ネット上で多くのコメントが寄せられました

特に焦点となっているのは指名打者(DH)の起用方法で、ファンからは賛否の声が飛び交っています

坂倉選手をDHとして起用する可能性については、「壁に変わる意味があるのか」という疑問の声があり、さらに坂倉をDHにすると会沢選手や石原選手の同時起用も可能になるものの、「何のメリットがあるのか」といった声も見られました

一方で、打撃陣の奮起を期待するコメントも多く、「打てない打線を立て直してほしい」という意見や、「新井監督に期待しかしていない」との声もあり、ファンは新監督に対する期待も抱いています

しかし、過去の試合を振り返ると、強いピッチャーに対して打てないシーンが目立っており、「このままだと新井の3年間には何も残らない」との厳しい意見もありました

また、交流戦での采配についても、「もっと大胆な起用が求められている」といった指摘があり、ファンの中には「新井監督のマネジメント能力に疑問を持つ声も見受けられた」とのことです

多様な選手起用に関する提案もあり、特にファビアン選手や小園選手をDHにする案が注目されています

コメントは全体的に、選手の起用方法や新監督のマネジメントに対する意見が中心で、広島の現状に対する不安や期待が入り混じった内容となっています

新井監督が交流戦でどのような采配を行うのか、ファンの目が注がれています

ネットコメントを一部抜粋

  • 坂倉をDHにして壁に変える意味があるとは思えない。
  • とにかく、打てない打線を立て直してほしい。打てなければ誰が打席にたっても同じ。
  • 新井監督 期待しかしてません!
  • 攻撃は無策が多い。
  • なにをしてくるかわからないチームになってもらいたい。
キーワード解説

  • 指名打者(DH)とは?打者が守備を行わず、バッティングに専念できるポジションのこと。
  • 打率とは?選手の打撃成績を示す指標で、安打数を打数で割った値。
  • 進歩とは?できるようになることや、よりよくなること。

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