中にはそのプレッシャーに耐えかねて戦力外となる選手もいますが、一方でプロとしての高みを目指し、華々しいキャリアを築く選手もいます
今回は、読売ジャイアンツのドラフト1位指名を受けてから順調にキャリアを積んできた菅野智之選手にスポットライトを当てます
選手プロフィール
| 投打 | 右投右打 |
|---|---|
| 身長/体重 | 186センチ/95キロ |
| 生年月日 | 1989年10月11日 |
| 経歴 | 東海大相模高-東海大 |
| ドラフト | 2012年ドラフト1位 |
華麗なるキャリア
菅野選手は、ドラフト入団拒否を経て、2012年に読売ジャイアンツに入団しましたプロ1年目からはローテーション入りし、エース級の活躍を見せました
13勝を挙げるも新人王には惜しくも手が届かず、その後も数々の功績を残しました
2014年には12勝5敗で防御率2.33という驚異的な成績を残し、チームのリーグ3連覇を支える重要な選手となりました
また、自身も最優秀防御率や最優秀選手(MVP)に選ばれるなど、その存在感は揺るぎませんでした
さらに、2017年には初の沢村賞を受賞し、2018年には勝利数、完投数、奪三振数でトップの成績を記録
これにより、2年連続で沢村賞を受賞しました
しかし、近年は故障が増え、登板機会は減少していますが、昨シーズンは24試合で15勝を挙げ、再び最多勝のタイトルを獲得しました
そして2024年オフには海外FA権を行使し、念願のメジャーリーグ移籍を果たしました
現在はボルチモア・オリオールズでプレーし、その存在感を示し続けています
菅野智之選手の進化を見守ってきたファンにとって、彼のメジャーリーグへの移籍は期待と不安が入り混じる瞬間です。日本のプロ野球での実績から、アメリカでも成功を収めてほしいと願う声が多数あるでしょう。彼のプレースタイルや技術が、メジャーの舞台でどのように発揮されるかが注目されます。
キーワード解説
- ドラフト1位とは?新入団選手の中で特に高い評価を受ける選手を指します。プロ野球において、チームの未来を担う存在と考えられています。
- 沢村賞とは?優れた投手に贈られる賞で、特に防御率、勝利数、奪三振数が一定の基準を満たした選手が対象です。
- 自由契約(FA)権とは?選手が他のチームと契約を結ぶことができる権利のことです。これにより選手は希望するチームでプレーする機会が得られます。

