この試合で先発した中日・高橋宏斗投手は、８イニングを投げて5安打3失点という結果に終わり、今季3勝目はならなかった
試合の流れ
高橋は初回、二死から池田選手に中前打を許しましたが、続く4番・山本選手をスプリットを用いて空振り三振に仕留めましたその後、2回から4回までは無安打に抑え、チームは上林選手のソロ本塁打で先制しました
5回表の逆転劇
しかし、5回表に逆転を許してしまいますこの回、先頭の藤岡選手、岡選手に連打を浴び、続いて友杉選手にはフルカウントからの四球を与えました
これにより無死満塁となり、投手の田中晴選手に初球の変化球を打たれ左前へ運ばれ、2人の走者が生還しました
この一打は田中選手のプロ初安打となり、痛恨の逆転2点適時打となったのです
その後の展開
さらに2死二、三塁とされた後、池田選手への四球を与え、続く4番・山本選手に対する4球目がワンバウンドとなり暴投一気にリードが広がる結果となりました
高橋の今後の課題
高橋投手は6回から8回まで無失点に抑えましたが、打線も田中投手から追加点を取れず、試合は2点ビハインドのままで進み、交代となりました今季は4月4日のヤクルト戦以来、2度目の8イニングを投げ切ることができましたが、結果には満足できない様子です
今回の高橋選手の投球内容は、彼の成長が感じられる場面もある反面、逆転を許した5回表のボール回しには課題が残る結果となりました。今後の試合での修正が期待されます。
キーワード解説
- スプリットとは？：スプリットは、投手が使用する変化球の一種で、バッターが打とうとする際にボールが急激に落ちる特長を持っています。
- 暴投とは？：暴投は、投手がキャッチャーに送るボールが本来の位置を大きく外れ、走者が進塁や得点をする要因となることを指します。
