日本ハム・山崎、投手としても打撃でも光るパフォーマンスを披露
「ＤｅＮＡ４－７日本ハム」（７日、横浜スタジアム）での試合で、日本ハムの投手・山崎が自身の打撃力を証明する場面があった7回、右前に2点適時打を放った山崎は、満塁のピンチの場面で打者としての役割を果たし、チームに貴重な点をもたらした
山崎は「６番・投手」という独特の起用法で出場
1－2と追い込まれた状況下で、ＤｅＮＡの坂本が投じたチェンジアップを捉え、右前に運んだ
この打撃によって、チームに2点を追加し、塁上では自身の狙い通りの結果に思わずガッツポーズ
試合を見守る新庄監督からも拍手が送られた
打撃について山崎は、「初球にチェンジアップが来て、ある程度軌道は分かった」と冷静に振り返った
彼はまた、万波選手が申告敬遠された際には、「僕も向こうの監督だったら申告するだろう
でも打ってやりたいという気持ちがあった」と、その思いも語った
山崎のバッティングは、高校時代の2010年に日大三高で活躍した際の経験にも起因している
彼はその大会で計13安打を放ち、1大会最多タイ記録を樹立した実績を持つ
この日の試合に備えて、キャンプからバットを振る努力を重ねてきたという
新庄監督は「6番に置いた意味分かった？ 1本じゃ足りない
2本欲しかった」と笑いながら語り、山崎の打撃を称賛した
それでも、8回には本職の投手として度会に3ランを浴びて降板
山崎は、「あそこではゼロで抑えたかった」と反省の弁を述べた
この日の打撃により、山崎は交流戦で5年連続安打を達成し、ソフトバンクの杉内が持つパ・リーグ投手による交流戦記録に並んだ
山崎は「新記録を作れるように」と次回の機会に向けて意気込みを見せ、さらなる成果を目指す姿勢を示している
日本ハムの山崎選手は、投手と打者の両方で活躍する姿を見せました。特に7回に打った2点適時打は、彼の能力の高さを証明するもので、チームの勝利に貢献しました。このような選手は、チームにとって非常に貴重であり、今後の成長が楽しみです。
キーワード解説
- チェンジアップとは？：チェンジアップは、投手が速球と異なる球速で投げることで、打者にタイミングを外させるための投球術です。
- 申告敬遠とは？：申告敬遠は、相手チームの監督が選手に対して故意に四球を与えることを指示するルールで、特定の選手に対して守備側が避けたい場合に使われます。
- 交流戦とは？：交流戦は、日本のプロ野球においてセリーグとパリーグのチームが対戦する特別な試合で、通常のリーグ戦とは異なる形式となっています。
