7回1死満塁の場面で、彼は打席に立ち、ＤｅＮＡ・坂本投手のチェンジアップを捉え、右翼線に運んだ
この打球は右前の2点適時打となり、最終的に同選手は4打数1安打2打点を記録した
「6番に置いてもらったんで、何とか1本打ちたかった
本業ではないのでプレッシャーがない感じ
楽しめますよね、思いっきり」とコメント
打席上で両腕を突き上げ、ベンチに向かってエールを送った
スタメン発表時、横浜スタジアムが歓声に包まれる中、山崎選手は昨年に続き「6番」での起用に喜ぶ
「たくさん打席に立ててよかった」と語る彼は、オフシーズンのキャンプで積極的に打撃練習を行ったことが成果に繋がったと感じている
彼が交流戦で記録したパ・リーグ投手としての5年連続安打は、過去の偉大な投手、杉内（ソフトバンク）に並ぶ最長タイである
「すごい意識してましたし、新記録を作れるようにと思っています」と来季の目標も語った
起用に至った新庄監督は、「6番に置いた意味おわかり？ 1本じゃ足りんわ
1本は打つと思ってましたけどね
2本欲しかったね、打点5」と大きな笑いを誘った
6番という打順は本人に事前に説明されていなかったこともあり「そんな驚かなくないですか？ まあ僕以外できないでしょうけど（笑）」と楽しそうに話す
7回の1死満塁の局面は、万波選手の申告敬遠によって生まれたチャンスであり、「よっしゃーと思った
めったに三振しない子だからね」と監督は賛辞を送った
山崎選手は投手としても活躍しており、7回まで4安打1失点、8回には度会選手に3ランを許したもののシーズン3勝目を手にした
今後は一度登録を外れる予定の彼だが、交流戦期間中にもう1試合、敵地での登板が待っている
「長打を打ちたいですね
練習してきます」と、さらなる飛躍を誓った
山崎選手が交流戦で見せた二刀流の活躍は、多くの野球ファンに喜ばれている。投手としての実力と打者としての才能を両立させることは容易ではないが、山崎選手はそれを実現している。この姿勢や努力が、多くの選手やファンにとっての励みとなっているのだろう。
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