この勝利により、ロッテは4月以来11カードぶり、また対巨人戦では2018年以来7年ぶりにカード勝ち越しを決めました
この試合では、ロッテの打線が奮闘
3回には藤原恭大外野手(25)が先制のホームランを放ち、ロッテを先行させます
しかし、巨人の吉川選手が5回に同点となるソロホームランを放つなど、試合は一進一退の攻防が続きました
試合の決着がついたのは延長10回の裏
2死満塁の状況で高部瑛斗外野手(25)が押し出し死球を受け、ロッテが劇的なサヨナラ勝利を手にしました
ロッテの吉井理人監督(60)は試合後、「よく当たってくれましたね
良かったです」と笑顔で語り、高部も「どんな形であれ勝てて良かった」と喜びの声を上げました
投手陣では先発の種市篤暉投手(26)が好投
8回を投げて3安打1失点と素晴らしい投球を見せました
特に同学年の巨人の山崎伊織投手(26)との投げ合いでは「僕はめちゃくちゃ意識しています
初回の投球を見て1点取られたら厳しい」と語り、闘志を燃やして挑んだ結果、最少失点で抑えることができました
種市の後には、高卒2年目の木村優人投手(20)と左腕の坂本光士郎投手(30)が続き、見事無失点リレーを決め、サヨナラ勝利を引き寄せました
試合を振り返り、吉井監督は「本当によくやってくれた
彼らが頑張らないと投手陣はうまく回らない
中森と鈴木だけじゃ勝ち続けることはできないので」と救援陣を称賛
なお、勝敗はつかなかったものの、力投を見せた種市についても「昨日中森が力投して使いたくないなと思っていたので、種市が8回まで頑張ってくれて助かりました」と付け加えました
今回の試合は、ロッテが逆転に次ぐ逆転の末にサヨナラ勝利をつかんだことで、長年の宿敵である巨人に対しても意地を見せた形になりました。特に、若手選手の頑張りが光り、チーム全体の士気を高める結果となったのではないでしょうか。今後の試合も非常に楽しみです。
キーワード解説
- サヨナラ勝利とは?試合が同点で終わっている状況から、相手に勝つ形でゲームを終えることを言います。
- ホームランとは?打者がボールを打って、ボールがフェンスを越えることにより得点を得る重要なプレイです。
- 無失点リレーとは?投手がマウンドを交代しながらも、相手に得点を与えずに守り続けることを指します。
- 押し出し死球とは?打者がボールを避ける際、ボールが自らの体に当たった場合に与えられる出塁の形のことです。

