広島が西武を相手に貴重な勝利、今井は初の敗北を喫す
◆日本生命セ・パ交流戦 2025 広島5―2西武(7日・マツダスタジアム)広島カープが西武ライオンズに対して、5対2での勝利を収めた試合は、広島の坂倉が放った追加点となるソロ本塁打に象徴されるように、要所での得点が勝利につながった
一方、先発投手の西武・今井は、パ・リーグとセ・リーグの野球スタイルの違いを痛感した
今井の投球スタイルと課題
今井は、パ・リーグでは一般的に強打を持ち味とする投手だが、セ・リーグの広島打線の粘り強さに苦しむ場面が目立った「やっている野球の種類が違うなっていう感じがした」と話す今井
彼の投球スタイル、特に最速160キロでの力勝負は、セ・リーグの打者に対しては通用しづらいことが明らかになった
試合の中で、今井は7回を投げて5失点という成績を残し、これまで続いていたハイクオリティースタート(HQS、7回以上自責2以下)の記録が16試合でストップすることとなった
このHQSとは、投手が試合を支配し、安定したピッチングを示す指標である
試合の展開
試合は、初回から広島がリードを奪い、試合の主導権を握る展開となった中でも、坂倉のホームランが試合の流れを決定づけた
今井は5回まで93球を投げており、「緩急というか、打たせて取る投球ってしないので、そういう投手の方が有利なのかな」と語るように、自身のスタイルとの相性の悪さを認めざるを得なかった
敗北を喫したものの、今井は「切り替える必要はない」とプライドを保ちつつ、次の試合に向けた意欲を示した
今後の試合で名誉挽回が期待される
今井投手がセ・リーグの打者に苦しむ姿が印象的でした。彼の投球スタイルは力強さが特徴ですが、広島打線の粘りに対しては効果的ではなかったようです。次回の試合での進化に期待です。
キーワード解説
- ハイクオリティースタートとは?
- パワーピッチングとは?

