この結果、シーズン開始から保持していた防御率0.83が1.30に上昇し、今井選手の堅実なピッチングに影が差しています
今井選手は今季ここまで登板した全10試合で、7回以上を投げて自責点2以下という非常に高い品質の投球を継続しており、独自の「ハイクオリティースタート」を達成していました
しかし、広島戦では初回からタイムリーを許し、以降もピンチを凌ぐことができずに失点が続きました
試合は序盤から厳しい展開を迎え、今井投手は初回にタイムリーで1点を失い、3回には犠牲フライでさらに2点目を奪われました
4回と5回は無得点に抑えましたが、6回には坂倉将吾選手にソロホームランを浴びて今季初の失点を喫しました
それでも、今井投手は100球を超える投球を続け、7回のマウンドにも上がりましたが、野間峻祥選手と小園海斗選手の連打により、さらに2点を失いました
最終的に134球を投じ、被安打8、奪三振9、四死球1、そして今季最多の5失点を記録し、これで2敗目(5勝)となりました
この結果、今井投手の防御率は0.83から1.30に上昇し、同僚の隅田知一郎投手がリーグ防御率1位に躍り出ました
今井選手の今回の試合は、シーズン初めの活躍とは対照的に厳しい展開となりました。防御率が上昇したことは少々残念ですが、彼が持つ実力から考えれば、次の試合での巻き返しに期待がかかります。重要なのは、彼がどのように調整し、次回のマウンドに臨むかです。
キーワード解説
- 今井達也とは?:埼玉県出身のプロ野球選手で、西武ライオンズに所属。先発投手として活躍し、特に防御率が高く、ピッチングの質が評価されている。
- 防御率とは?:投手の成績を示す指標の一つで、9イニング(1試合の9回)あたりに失点する平均値。低いほど優秀なピッチャーとされる。
- ハイクオリティースタートとは?:先発投手が、7回以上を投げて自責点2以下で試合を終えること。チームにとって非常に価値のある結果。

