広島、今井を攻略し5-2で埼玉西武に勝利

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(2025年6月9日、プロ野球 広島東洋カープ5―2埼玉西武ライオンズ) 広島東洋カープは、埼玉西武ライオンズに対して5-2で勝利を収めた

この試合では、西武の今井達也選手が目を引く存在だ

彼はこの試合前までの10試合に登板し、防御率は驚異の0.83を記録していた

これは、規定投球回数をクリアした12球団の投手の中で唯一、防御率0点台であることを示している

攻撃の仕掛け

新井貴浩監督は、今井のような難攻不落の右腕を打破するために「思い切って走ることを絡めて仕掛けて行く」と選手たちに指示した

試合開始から1回の表、小園海斗選手が安打を放ち、すぐに二盗を試みた

結果としてアウトになったが、後続の選手も果敢な走塁を続け、ファビアン選手が安打で出塁した

得点の鍵となるプレー

3月30日以来の4番に戻ったモンテロ選手は右中間に二塁打を放ち、この間にファビアン選手が一塁からホームに生還して先制点を挙げた

このプレーに対し、赤松真人外野守備走塁コーチは「連打は難しい投手なので、隙があれば狙っていこうという作戦だった」と語った

大胆な走塁

三回にも小園選手は死球で出塁し、ファビアン選手の安打で二塁に進塁

さらに三盗を決め、モンテロ選手の中犠飛で本塁に帰還した

七回には矢野雅哉選手が二盗に成功し、続く大盛穂選手も適切な判断で帰還し、試合の流れを広島に引き寄せた

監督のコメント
新井監督は試合後、「アウトになる、ならないではない

どんどん勇気を持ってやってくれ」と選手を称賛した

もちろん、床田選手は今季4度目の完封勝利には届かなかったが、「勝てたのでよかった

今年はいいペースで投げられている」とその手応えを感じているようだった

今回の試合は広島にとって非常に意義深いものでした。優れた防御率を誇る今井選手を如何に攻略するかが課題でしたが、果敢な走塁と効率的な攻撃によって勝利を収めることができました。特に、走塁の判断力が光った試合でした。
キーワード解説

  • 防御率とは? 野球における防御率は、投手が与えた自責点が規定投球回数に対してどれだけ発生したかを示す指標です。数字が低いほど良いとされ、0.83という数値は非常に優れた成績を意味します。
  • 三盗とは? 三盗は、走者が一塁か二塁から直接三塁を狙って進塁するプレーを指します。成功すれば、追加点を望む攻撃のチャンスが広がりますが、アウトになれば残りのイニングに影響を及ぼす可能性があります。

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