ヤクルト、劇的サヨナラ勝利で連勝を果たす

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<日本生命セ・パ交流戦:ヤクルト3-2ソフトバンク>◇6日◇神宮 東京ヤクルトスワローズが、その逆境を跳ね返し、土壇場での粘り強さを見せた試合で、今季3度目のサヨナラ勝利を収めた

この結果により、ヤクルトは4月9日以来の連勝を達成した

試合は、ヤクルトが0-2で迎えた9回裏、無死一塁の状況で、オスナ選手がソフトバンクの左腕ピッチャー、モイネロから同点となる3号2ラン本塁打を放った

この本塁打は、5月9日の巨人戦以来約1カ月ぶりのもので、試合を延長戦へと引き延ばす重要な一撃となった

さらに延長10回には、武岡選手が松本裕からソロ本塁打を放ち、ヤクルトに勝利をもたらした

試合の前半はヤクルトの打線が奮わず、特にモイネロの前に4回までに先発全員が三振を喫するなど、苦しい展開が続いた

試合終盤には、ヤクルトが8回までに18三振、3安打と完璧に抑えられていたものの、モイネロの降板後に打線が息を吹き返した

高津監督は、連勝について「何て言ったらいいの? 2試合連続で3点以上というのは、しゃれにならんね」と笑顔を見せつつ、「このような勝ち方がチームの雰囲気や流れ、勢いをつけていく

明日からまた頑張りたい」とコメントを残した

5日の西武戦では、伊藤選手と沢井選手が本塁打を放つなど、チームとして15試合ぶりに3得点を挙げて連敗を7で止め、その勢いを今度は連勝へとつなげた

これによりヤクルトの借金は17となった

また、ヤクルトは試合中に18三振を記録し、これは05年の広島戦での17三振を更新するチーム新記録となった

1試合で18三振以上を喫したチームはプロ野球において8度目となり、勝敗は5勝3敗と意外と多くの勝利を収めている

試合全体を振り返ると、9回までの両軍で総合して29三振は、過去に例の少ない史上4度目の最多タイ記録であり、今後の両チームの戦績に影響を与える可能性がある

今回の試合は、ヤクルトが逆境にありながらも強い粘りを見せて勝利を続けた点が注目されます。特に、試合の流れが悪い中での逆転サヨナラ勝利は、選手たちの士気を高める要素となるでしょう。これからの試合にも期待が持てます。
キーワード解説

  • サヨナラ勝利とは?試合が同点で終わった場合、最後の打者がヒットや本塁打を打って、勝利を決定づけることを指します。
  • 三振とは?バッターがボールを打てずにストライクを受けた結果、3回続けて起こるとアウトになることをいいます。プロ野球では、ピッチャーの力量を示す一つの指標となります。
  • 連勝とは?チームが連続して勝つことを指し、特に勢いを持続することは、プレーオフなど重要な局面を迎える上で大切です。

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