ヤクルトは伊藤琉偉内野手の2号ソロで一時同点に追いつく粘りを見せたものの、6回に一挙7点を奪われる展開となり、試合の主導権を握ることができなかった
試合の転機となった6回
1-1で迎えた6回が試合の勝敗を分ける大きな分岐点だった先発投手の吉村が、先頭の柳町選手や近藤選手に連続でヒットを浴び、栗原選手の送りバントで1死二、三塁のピンチを迎えた
ここで山川選手に対し、3ボールになった時点でベンチは申告敬遠を選択
この選択は相手打線を警戒した結果だったが、吉村投手自身は「あまり甘い球を打たれたくないと思ったが、カウントが悪くなってしまった」と悔しさをにじませた
高津監督のコメント
試合後、高津臣吾監督は「得点圏で1本も出なかったので、得点圏に行ってからのバッティングが鍵でしょうね」と引き締まった表情で敗因を分析得点圏とは、野球の試合で得点が入る可能性が高い位置に選手がいる状態を指し、打者にとって重要な局面である
今後の展望
この結果により、ヤクルトは今季2度目の3連勝を逃し、借金は再び18となった次戦となる8日の第3戦では、約1か月ぶりのカード勝ち越しを狙う必須の状況である
この試合はヤクルトにとって痛恨の大敗でした。特に6回の7失点は、投手陣のミスや打撃力不足が露呈した瞬間でした。高津監督の言葉通り、次の試合では得点圏での打撃力を高める必要があります。これからの試合に注目したいです。
キーワード解説
- 得点圏とは?:得点圏とは、野球において打者が得点を上げやすい状況のことを指します。通常は、二塁または三塁に走者がいる状態を指し、バッターにとっては打撃する大きなチャンスとなります。
- 申告敬遠とは?:申告敬遠とは、野球で投手が特定の打者を故意に歩かせるために、投球せずにベンチから審判に申告するルールのことです。これにより、投手はより打たれたくない打者と対峙しなくても済みます。

