試合は6回に動きました
同点に追いついた直後、ヤクルトの先発投手吉村が1死満塁の場面で代打中村晃に2点の適時打を許し、ソフトバンクが勝ち越しに成功しました
この打撃は、試合の流れを決定付ける瞬間となりました
その後、ヤクルトの2番手投手清水が周東、今宮にさらに適時打を浴び、結果的にこの回に7安打を献上し、一挙7失点を喫するという苦しい展開が続きました
ヤクルトは攻撃面でも奮闘しましたが、5回に伊藤が本拠地初のホームランを放ち、同点としたところがピークでした
残念ながらその後の攻撃では得点をつなげられませんでした
ヤクルトは4月2日から5日以来、約2カ月ぶりの3連勝を目指していましたが、連勝は2で止まってしまい、借金はまた18に逆戻りしました
試合後、高津臣吾監督は「6回に崩れた先発吉村」について、「打線が追いついてくれたのに、6回に粘り切れなかった
球数が序盤からかかってしまった」と反省を述べました
また、打線については「点をとらなければならない
得点圏では1本も出なかった」と厳しい表情を見せました
この試合でヤクルトは6回にソフトバンクに一気に得点を奪われ、流れを完全に渡してしまったのが痛手でした。監督の指摘通り、打線の得点能力が欠けていた部分が大きいと感じます。今後の試合でこの課題をどのように克服するかが今後の勝利に繋がるでしょう。
キーワード解説
- 先発投手とは?:試合の開始から登板し、相手チームの打者に対して投球を行う主な投手のことを指します。試合の流れを大きく左右するため、チームの勝利に重要な役割を果たします。
- 適時打とは?:打者がヒットを打ち、ランナーが得点するのに貢献するヒットのことを言います。試合の重要な局面での適時打は、チームにとって勝利に繋がるます。
- 得点圏とは?:ランナーが得点可能な位置、つまり1塁または2塁が塁にいる状態のことを指します。この状態での打撃は特に重要とされます。

