加治屋選手は、阪神時代の2023年5月27日の巨人戦(甲子園)でプロ初セーブを挙げて以来、2年ぶりのセーブとなる
この日は9回2死満塁の場面で、前投手の藤平尚真が押し出し四球を与えたため、急遽マウンドに立ち、ダメージを最小限に抑える役割を担った
加治屋選手は、同局面で対峙したDeNAの主砲オースティンを空振り三振に仕留め、試合の勝利をもたらした
試合後のお立ち台では「藤平、何してんねん―と思いながら(マウンドに)向かいましたけど」と語り、スタンドのファンを和ませたが、やはり重要な場面だったことで、三木肇監督からも「自分の自信のあるボールを投げてくれ」と激励を受けたという
オースティンに対しては、4球目で見事に空振り三振を奪った
「このボールで決着をつける
三振を取るという強い気持ちを持って投げました」と試合を振り返った
加治屋選手は昨年10月に阪神から戦力外通告を受け、その後11月に楽天に入団
今季は21試合に登板し、1勝0敗、1セーブ、7ホールド、そして防御率1.86という好成績を収めており、救援陣の中核を担う選手として期待が寄せられている
加治屋蓮選手が2年ぶりにセーブを挙げたことは、彼自身にとって大きな意味を持つ出来事であり、楽天の救援陣にとっても心強いニュースです。特に、今季の成績が良いことから、彼の復活がチームの士気を高める要因となるでしょう。ファンからの期待も高まっている中、今後の活躍が楽しみです。
キーワード解説
- セーブとは?:セーブは、投手が試合の終盤に登板し、チームが勝利を収める際に果たす役割です。通常、リードを保って試合を締めくくった投手に与えられます。
- 救援投手とは?:救援投手はスタート投手が降板した後に登板し、試合を引き継ぐ役割を持つ投手です。試合の流れを変える重要な役割です。
- 防御率とは?:防御率は投手の成績を表す指標で、投手が投げたイニング数あたりに許した自責点の数を元に算出されます。数値が低いほど良い成績とされます。

