試合は両チームとも無得点のまま進行し、転機が訪れたのは6回の表
2死走者なしの状況下、巨人先発の右腕・赤星投手から放った打球は中堅に飛び、先制の5号ソロ本塁打となりました
さらに、浅村選手は8回にも三塁線を破る適時二塁打を放ち、全得点となる2点をたたき出し、チームの勝利に大きく貢献しました
浅村選手は、西武時代から使用している背番号「3」の持ち主であり、これは先日、肺炎で死去した巨人軍の終身名誉監督・長嶋茂雄氏が生前に背負っていた番号でもあります
試合後、浅村選手は「長嶋さんは偉大で、野球界にはなくてはならない存在
残念な気持ちはありますが、試合になればしっかりと自分の仕事をしようと思っていた」とコメント
長嶋氏へのリスペクトを表現しつつも、選手としての使命感を強調しました
これは、彼がこの試合で素晴らしい活躍をした背景にもなっていると考えられます
今回の試合での浅村選手の活躍は、彼自身のプライドもさることながら、長嶋氏への思いを背負ったものと感じました。偉人の背番号を受け継ぎ、その期待に応えるという彼の姿勢は、若い選手たちにも良い影響を与えるでしょう。これからも彼の活躍に注目です。
キーワード解説
- セ・パ交流戦とは?:セ・パ交流戦は、セントラルリーグとパシフィックリーグの各チームが対戦する日本のプロ野球の特別なシリーズです。
- 本塁打とは?:本塁打は、バッターが球を打ち、ボールがフェンスを越えて直接本塁に帰ることを指します。得点を得る重要なプレイです。
- 適時打とは?:適時打は、得点が必要な場面で安打を放ち、走者をホームに帰す打撃のことです。

