グリフィンはこの試合で5月17日の中日戦以来、3試合ぶりとなる今季4勝目を記録した
試合序盤には制球が定まらない場面もあったが、さまざまな球種を駆使し、粘り強く投球を続け、初回と4回の危機を無失点で乗り越えた
得点のないまま試合が進行する中、6回2死から増田陸選手が左越えの4号ソロ本塁打を放ち、チームに先制点をもたらす
これに続いて、代打の丸選手が2者連続で本塁打を打つと、巨人は一気に2点をリードした
グリフィンは6回までに102球を投げており、7回は続投する準備をしていたが、リードを得たことでチームは2番手の中川投手にマウンドを譲る
その後、大勢投手やマルティネス投手による完封リレーが展開された
試合後のインタビューでグリフィンは、「試合序盤はすべての球種が良かったわけではありませんが、使える球種に頼り、長い回を投げることを意識していました」とコメントし、安堵の表情を浮かべた
先月は東京ドームでさらに2試合を無失点で抑える活躍をしており、今季東京ドームでは3戦2勝0敗、19回無失点という防御率0.00という素晴らしい数字を誇っている
巨人は国民的スーパースターで終身名誉監督の長嶋茂雄さんが他界したことで、精神的に厳しい状況が続いていた
特に、岡本選手の故障もあってチームは厳しい戦いを強いられ、3連敗を喫していた
グリフィンは、自身の力投で長嶋さんに勝利を届けられたことを感慨深く感じている様子で、「こうして勝つことでチームに貢献できたことを嬉しく思います」と述べた
最後にはファンへのメッセージとして「ガンバリマ~ス!」と日本語で呼びかけ、応援の輪が広がった
グリフィン投手の活躍が光ったこの試合は、チームにとって非常に大きな勝利でした。長嶋茂雄さんの訃報も影響して、選手たちが心に重く抱えていた中での勝利は、ファンと選手の心を一つにするものだったでしょう。特にグリフィン選手が無失点で抑えたことで、今後のチームの士気も高まることでしょう。
キーワード解説
- 交流戦とは? 交流戦は、プロ野球のセ・リーグとパ・リーグのチームが対戦するリーグ戦で、各チームが互いに競い合う大切な機会です。
- 無失点とは? 無失点は、投手が試合中に相手に得点を許さないことを意味し、特に重要な試合ではその評価が高まります。
- 防御率とは? 防御率は、投手が与えた失点を投球回数で割った数値で、数値が低いほど投手のパフォーマンスが良いとされます。

