西武・セデーニョ選手のバッティング改善への道のり

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西武ライオンズは、5日に行われた東京ヤクルトスワローズとの対戦で1-4と敗れ、連勝が3でストップしました

この試合の結果、チームの貯金は「5」となりました

打撃陣は、相手の先発であるアビラ投手をはじめとする3人の投手に苦しみ、わずか2本の安打に終わりました

得点は相手の適時暴投による1点だけという厳しい内容でした

この試合で特に注目を集めたのは、レアンドロ・セデーニョ内野手(26)のパフォーマンスです

彼は2試合ぶりに「3番・DH」として先発出場しましたが、4回無死一、二塁のチャンスでは遊ゴロ併殺に倒れるなど、4打数無安打という結果に終わりました

3日の同対戦では移籍後初の猛打賞を記録し、サヨナラ勝ちの立役者となったものの、その後の2試合では不振が続いています

セデーニョ選手の打撃改善に向けて、仁志敏久野手チーフ兼打撃コーチ(53)と行っている取り組みが注目されています

この取り組みは、ボールの見方を改善するためのフォーム矯正です

仁志コーチは、「構えからバットを引いた時に(上体の)前傾が強くなり、ボールをのぞき込むような姿勢になってしまっていた」ため、視界が高めにしかいかず、手が出しやすい状態になっていると指摘しました

このような悪い姿勢は、体の使い方にも影響を与え、力任せのバッティングにつながってしまいます

仁志コーチは、問題の解決策として「背中への意識」を提案しました

具体的には、上半身が折れて顔が傾いている動作を改善し、ボールを見る角度を正常に保つことを目指しています

セデーニョ選手の再生には時間がかかる可能性がありますが、彼が適切な打撃姿勢を取り戻し、打撃フォームを改善するための努力を続けている様子が伝わってきます

今後の展開に注目が集まります

このように、セデーニョ選手の現在の打撃不振は様々な要因によるものですが、仁志コーチとの連携によるフォーム改善への取り組みは、今後の成績に良い影響を与えるかもしれません。プロ選手の成績向上には時間がかかることもありますが、常に進化を模索する姿勢が大切です。
キーワード解説

  • フォーム矯正とは?:スポーツにおいて選手の打撃や投球フォームを見直し、より効果的な動きを目指すトレーニング。
  • ボールを見る姿勢とは?:打者が投手の投げるボールを正確に把握するために必要な視線や体の向きを指します。
  • 視界とは?:見ることができる範囲や角度。スポーツにおいては、視界を保つことがパフォーマンスに影響を与えます。

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