巨人・山田龍聖投手が支配下契約を結び新たなスタートを切る

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プロ野球・読売ジャイアンツは、山田龍聖投手が9日に支配下契約を結び、背番号「64」を背負うことを発表しました

都内の球団事務所で行われた会見では、鈴木大和外野手とともにその意気込みを語りました

「入団当初から、1軍での活躍を目指して練習してきた

チームに貢献できるよう努力したい」と、強い決意を示しました

山田投手は21年のドラフト2位で巨人に入団したサウスポーで、現在1軍で活躍している大勢や赤星優志選手と同期です

しかし、昨シーズンまでは1軍登板がありませんでした

新たに育成契約を経て、今季はウエスタン・リーグの「くふうハヤテ」に派遣され、先発ローテーションの一角を担いました

 その結果、防御率1.79を記録し、今季の復帰を果たしました

最近のパフォーマンスでは、4日のイースタン・ヤクルト戦で5回1失点(自責0)の素晴らしい投球を披露しています

この日の会見では、山田投手は「支配下になることだけでなく、1軍での活躍を目指して努力してきた」と、自身の成長を強調しました

「去年から最少失点で抑えられるようになったのが一番の成長だと思う

ストレートに自信があるので、まずは1軍でしっかりと活躍し、チームを引っ張れる存在になりたい」と、明確な目標を掲げました

山田投手の経歴

山田龍聖は2000年9月7日、富山県氷見市に生まれました

高岡商業高校では春夏の甲子園、3年夏には16強進出を果たし、高校日本代表にも選ばれて鍛えられました

その後JR東日本に進み、21年のドラフトで巨人に入団

昨シーズンは2軍で29試合に登板し、2勝2敗、1.65の防御率を記録しました

今季からは育成契約の元で再スタートを切り、着実に成長を遂げています

今回の山田投手の支配下契約は、選手としての成長と努力の証と言えます。育成から1軍を目指す姿勢は、多くの若手選手にとって刺激となるでしょう。プロでは厳しい競争が続く中、彼の今後の活躍が期待されます。
キーワード解説

  • 支配下契約とは?支配下契約はプロ野球において選手がチームと契約し、1軍や2軍でプレーする権利を得ることを指す。選手がこれに移行することで、将来的に1軍への昇格が期待される。
  • 防御率とは?防御率は投手が与えた自責点に基づいて算出される指標で、低いほど投手の投球内容が優れていることを示す。
  • ウエスタン・リーグとは?ウエスタン・リーグは、日本のプロ野球における二軍リーグで、主に西日本に本拠地を持つチームが所属する。

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