これにより、今季の交流戦において初の勝利を掴んだ巨人の阿部慎之助監督は、試合終了後にインタビューに応じ、選手たちのパフォーマンスを評価しました
試合の展開
試合は6回表まで得点がない展開が続きましたが、前日の試合で完封負けを喫した巨人はなかなか得点を挙げられずにいました阿部監督は「いつも通りと思って見ていました」と冷静なコメントを寄せました
先発投手のグリフィンは6回無失点の好投を見せ、防御率が1点台の左腕の投球について、「今日はちょっと制球は乱していたんですけどね
球数も結構いっちゃったんですけど何とか粘ってくれて、ナイスピッチングだったなと思います」と振り返りました
打線の奮起
打線は6回裏に増田陸選手と代打の丸佳浩選手が2者連続ホームランを放ち、2-0のリードを奪いました阿部監督はこの瞬間を「チームを救ってくれたホームランだと思います」と称賛しました
守護神の活躍
8回には2試合連続で敗戦投手となっていた大勢選手が登板し、楽天打線を無失点に抑え、「やっぱり不動のセットアッパーですから前回悔しい思いもしているので、リベンジじゃないですけど、もう彼以外いないんでね」と変わらぬ信頼を寄せています
9回はマルティネス投手がこの日も無失点で試合を締めくくりました
マルティネス選手は開幕から25試合連続無失点の球団記録を更新
「彼がいることによって試合を締めくくれているので、すごい記録ですね」と阿部監督は感心しました
連敗を止めて次へ
チームはこれで5連敗がストップし、阿部監督は「これでほっとしちゃいけないんだけど、連敗を止められたことを(選手たちは)いいステップにしてくれればいいし『まだまだこれから』とミーティングで伝えた」と語りました
今後に向けて「とにかく最後まで粘り強く戦って、最後に1点でもいいので勝っていればいいのでね
それを目指して頑張ります」と意気込みを語りました
今回の試合は巨人にとって重要な意味を持ちます。連敗からの脱却を果たし、選手たちの士気向上にもつながるでしょう。特に打線の復活や投手陣の安定感が見られたことは、今後の試合に良い影響を与えるはずです。
キーワード解説
- 交流戦とは?プロ野球で、セリーグとパリーグのチームが対戦する特別な試合のことです。
- 防御率とは?投手がどれだけ失点を抑えているかを示す指標で、通常は「9イニングで何点取られるか」を算出します。
- ホームランとは?バッターが打ったボールがフェンスを越えた場合に得る得点のことを指します。
- セットアッパーとは?試合の終盤に登板し、抑えの投手が登板する前に試合を引き締める役割を持つ投手です。
- 記録更新とは?過去の実績を超えて、新たな記録を打ち立てることを意味します。

