岸田行倫選手がプロ初の満塁ホームランを放ち、巨人が楽天に勝利

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◇交流戦 巨人5―0楽天(2025年6月8日 東京D) 東京ドームで行われたプロ野球交流戦で、読売ジャイアンツの岸田行倫選手(28)が存在感を示しました

この試合で岸田選手は7番バッターとしてスタメン出場し、今季12度目のスタメンマスクをかぶりました

特に注目されたのは、彼が4回に放った先制の右前適時打と、8回に放ったプロ初となる満塁ホームランでした

この劇的な一撃により、岸田選手は試合の全5打点を一人で叩き出し、チームを5連敗からの脱却へと導きました

岸田選手の満塁ホームランは、今季2号目であり、プロ通算9本目の本塁打となります

この満塁ホームランは、昨年8月14日の阪神戦以来の巨人選手によるもので、岸田選手にとってはプロ8年目で246試合目、544打席目で初のグランドスラムを達成したことになります

満塁時とは、塁上に3人の走者がいる状態で、1打席で得点を一気に増やせるチャンスです

試合は岸田選手の活躍に加え、投手陣も光りました

戸郷、中川、田中瑛の3投手による完封リレーが功を奏し、相手打線をシャットアウトしました

特に、8回には小深田選手の二盗を阻止し、攻守にわたる完璧なプレーでファンを魅了しました

岸田選手は、試合後のお立ち台で「本塁打がいつぶりか分からないので、しっかり喜びをかみ締めて走りました」と興奮を抑えきれない様子で語りました

また、直球を狙ったかと問われると、「満塁で、本当にチャンスだったので、初球から積極的に振っていこうと思った」と当日の戦略を語りました

この日は、89歳で亡くなった“燃える男”長嶋茂雄さんの告別式が行われた日であり、岸田選手は天国のミスターに向けて「勝つことが一番のいい報告だと思う」と勝利を誓いました

岸田選手の劇的な満塁ホームランが、巨人にとって重要な勝利をもたらしました。この試合はチームに活気を与え、特に岸田選手の成長が感じられる内容でした。また、長嶋茂雄さんの告別式の日に素晴らしい勝利を納めたことは、ファンや選手にとって特別な意味を持ったことでしょう。
キーワード解説

  • 満塁ホームランとは?:満塁ホームランは、塁上に三人の走者がいる状態で打たれるホームランのことで、一気に4点を得ることができる特別な一撃です。
  • スタメンマスクとは?:スタメンマスクは、試合の先発に出場する捕手が着用するキャッチャーミットのことを指し、重要なポジションとなります。
  • 完封リレーとは?:完封リレーは、複数の投手が継続的に試合を投げ切り、相手チームに得点を許さないことを表します。

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