巨人・長嶋茂雄終身名誉監督の葬儀、オレンジに飾られた祭壇で偉大な生涯を振り返る

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

長嶋茂雄終身名誉監督、葬儀と告別式を東京で非公開で執り行う

3日に肺炎により89歳で死去した、巨人・長嶋茂雄終身名誉監督の葬儀と告別式が、8日に東京都内で非公開で執り行われました

通夜となる7日には、V9時代のチームメートや監督として指導した選手、コーチらが多く集まり、126人が参列しました

告別式には96人が参加し、彼の偉大な足跡を偲びました

祭壇はオレンジの花で明るく飾られる

祭壇にはミスターの明るい笑顔が映された遺影が飾られ、その周りをオレンジの花で囲まれました

これは、喪主を務めた長嶋さんの次女、三奈さんの希望によるもので、「父の大好きなジャイアンツカラー、オレンジにしたかった」と語っています

祭壇に並んだ愛用品とその意味

祭壇には、長嶋監督が手にした自筆の「3」の入ったユニフォームや、天覧試合で使用したバット、国民栄誉賞を受け取った際の金のバット、さらには文化勲章と勲記が飾られました

三奈さんは、「この祭壇には、長嶋茂雄の誇りが詰まっております」と述べ、参列者にその意義を伝えました

最期の記念写真を呼びかけるメッセージ
三奈さんは参列者に「もしお時間があれば、帰りがけにお持ちの携帯で、父の誇りやこの祭壇、父と一緒に最後の記念写真を撮ってください」と呼びかけました

涙ではなく笑顔で、長嶋監督に話しかけることを願っての言葉でした

長嶋茂雄監督の葬儀は多くの人々によって見送られ、彼の影響力の大きさを改めて感じさせる場となりました。祭壇のオレンジは、彼のジャイアンツへの愛を象徴しており、三奈さんの思いが込められた瞬間でもありました。
キーワード解説

  • 巨人とは? 野球チームで、日本のプロ野球界で非常に人気がある球団です。
  • 惜別とは? 別れを惜しむこと、または大切な存在が去っていくことを悲しむ感情を指します。
  • V9時代とは? 1965年から1973年にかけて、巨人が日本シリーズで9連覇した時代を指します。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。