巨人終身名誉監督・長嶋茂雄さんの死去に寄せる声、故人との思い出を語る石山建一氏

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巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄さん(享年89)が、6月3日に急逝しました

その訃報が伝えられた翌日、静岡県内の関係者からは哀悼の声が相次ぎました

特に、長嶋さんと深いつながりのある石山建一さん(82)はスポーツ報知の取材に応じ、思い出を語りました

長嶋監督と石山さんの関係

石山さんは、長嶋監督が第2次政権を握っていた1995年から、巨人の編成本部長補佐と2軍統括ディレクターを務めました

「テレビで見て知った

ビックリした」と語る石山さんは、長嶋さんがプロの世界に自分を引き込んでくれたことを感謝していました

静岡高校時代の活躍

石山さんは静岡高校で遊撃手として名を馳せ、1960年の甲子園では準優勝を果たしました

その後、早稲田大学を経て日本石油(現ENEOS)でプレー後、監督としての道を歩んでいきました

ドラフトにおける思い出

石山さんは特に印象深いエピソードとして、1976年のドラフト前の出来事を挙げました

早稲田大学の選手として注目されていた松本匡史(現・玉川大学監督)を、怪我にもかかわらず長嶋監督が強行指名したというものです

この時、松本は肩を脱臼していましたが、松井は巨人での活躍を夢見て入団を果たしました

長嶋監督の執念
石山さんは、「スカウトの誰もが『(指名しても)無理です』と言っていた中で、長嶋さんは推してくれました

巨人を強くするために欲しい選手は取るという執念は素晴らしかった」と、当時の情景を懐かしみながら語りました

長嶋茂雄さんの突然の死去は、多くの人々に衝撃を与えました。彼の人柄や影響力は、野球界においても特別なものでした。石山建一さんの証言からも、長嶋監督の熱い想いが伝わります。
キーワード解説

  • ドラフトとは?
  • 執念とは?
  • 強行指名とは?

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