阪神の継投策が光る、甲子園でのオリックス戦での逆転勝利

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<日本生命セ・パ交流戦:阪神-オリックス>◇7日◇甲子園阪神タイガースの藤川球児監督(44)が巧妙な継投策を展開し、オリックスとの試合で逆転勝利を収めた

試合は3-2の接戦で、特に7回の投手交代が試合の行方を決定づけた

6回途中から2番手として登板した阪神の岡留は、しっかりと役割を果たし、相手打線を抑え込む

しかし、7回表に登場したのは3番手の湯浅京己投手(25)で、彼は先頭打者の広岡を空振り三振に斬った

続く大城にも見逃し三振を奪い、絶好調な様子を見せた

しかし、迎えた打者は森だった

ヤクルトから移籍した頓宮裕真捕手(28)は、過去に湯浅に同点ソロホームランを許しており、リベンジの機会でもあった

湯浅はフルカウントに持ち込むものの、指揮官は次の4番手、及川雅貴投手(24)への継投を決断した

及川はカウント2-2とし、最後は133キロのスライダーで頓宮を空振り三振に仕留め、無失点で継投リレーをリードしていった

阪神タイガースの継投策が成功した試合では、チーム全体の力が結集されていることがよく分かります。藤川監督の大胆な決断により、湯浅選手が頓宮選手に投げた結果がチームの勝利につながりました。このような戦略的な判断が勝利を左右することを考えると、今後の試合でも注目が集まります。
キーワード解説

  • 継投策とは?継投策は、野球において、先発投手に続くリリーフ投手を適切なタイミングで投入する戦略のことです。この策が成功することで、チームの守りを強化し、試合の流れを有利に進めることができます。
  • フルカウントとは?フルカウントは、打者がボールを3回見逃し、ストライクを2回受けた状態のことを指します。この時点で、次の投球がストライクであれば打者はアウトになり、ボールであれば出塁となります。
  • スライダーとは?スライダーは、速球に比べて横に曲がる変化球です。投手が打者を欺くために多く使われ、打ちづらいボールの一つとされています。

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