この試合は「関西ダービー」として注目を集め、阪神は対オリックス戦で3連勝を達成し、交流戦単独首位に立つこととなりました
試合のハイライトは2点リードの3回、二死一、二塁の場面での森下翔太選手の10号3ランです
これにより阪神はさらにリードを広げ、8回には主砲・佐藤輝明選手が満塁ホームランを放ちました
この打線の活躍があり、先発のドラフト1位左腕・伊原陵人選手は5回6安打1失点の素晴らしい投球を見せ、これで5勝目をマークしました
ただし、毎回安打を許す内容であったため、藤川球児監督は5回で伊原選手をおろし、その後は継投に切り替えました
続けて、3点リードの6回には2年目右腕・石黒佑弥選手、7回にはニック・ネルソン選手がマウンドに上がり、共に無失点で試合を締めくくりました
そして、8回には今季安定感が際立つ抑えの左腕・及川雅貴選手が登板
この試合でも無失点で抑えており、これで5試合連続無失点の快挙を成し遂げました
及川選手はここまでの25試合に登板し、防御率0.74という素晴らしい成績を残しています
また、24.1イニングで28奪三振を達成し、奪三振率は驚異の10.36を記録中です
チームメイトの石井大智選手は、6日の試合で側頭部に死球を受けて登録抹消となり、チームにとって痛手ですが、及川選手の成長がその穴を埋める形となっています
及川選手の活躍に対しては、ファンからも「ブルペンで一番安定感がある」「本当に成長した」「完全に覚醒したな」「今のところ影のMVPかも」との声が多く上がっています
今後、阪神は西武と対戦予定であり、さらなる注目が集まります
阪神タイガースがオリックス戦で見せた強さは、投打がかみ合った結果です。特に及川雅貴選手の安定したピッチングはファンやメディアからも高く評価されています。ブルペンの立て直しが必要な中で、彼の存在はチームにとって大きな助けとなっており、今後の戦いや展開が楽しみです。次の西武戦でも、彼の力を活かしてさらに優位に立てるか注目です。
キーワード解説
- 防御率とは？ - 投手がどれだけ失点を抑えられるかを示す指標で、低いほど優秀とされます。
- 奪三振率とは？ - 投手が何打者に対して三振を奪ったかを示す指標で、高い値は非常に良い成績です。
- リリーフとは？ - 先発投手の後に登板する投手で、主に試合の終盤を任されます。
- 関西ダービーとは？ - 阪神とオリックスの対戦を指す用語で、地域対抗戦として特に注目されます。
