これは、7日に「脳振とう特例」により出場選手登録が抹消された石井大智投手（27）の代替選手としての登録である
脳振とう特例は、選手が脳振とうを受けた場合のために設けられた制度で、2016年に開始された
この措置により、出場選手登録が抹消された選手は、NPB（日本プロ野球機構）が定めたガイドラインに従って復帰プログラムを実施する義務がある
医師の許可があれば、登録から10日未満でも復帰が可能であり、その際は代替指名選手と交代する仕組みだ
また、代替指名選手は、10日が経過する前であっても再び選手枠に昇格できる権利が与えられる
石井大智選手は6日のオリックス戦（甲子園）で打球を側頭部に受け、救急搬送された事案があった
現在、球団によれば医師の指示に基づき自宅での静養に入っているとのこと
今後、彼の健康がどのように回復するかが注目される
今回は、阪神タイガースの漆原大晟選手が出場登録される一方で、石井大智選手が脳振とう特例により登録抹消になるという状況が生じました。このような制度は選手の健康を守るために重要ですが、選手自身にとってもチームにとっても大きな影響をもたらします。今後の石井選手の回復状況には注目が集まります。
キーワード解説
- 脳振とう特例とは？：選手が脳振とうを受けた場合に適用される規定で、出場選手登録が抹消された場合、NPBの定める復帰プログラムを行い、医師の許可があれば短期間で再登録が可能になる制度。
- 出場選手登録とは？：プロ野球チームが選手を試合に出すために公式に登録する手続きで、これにより選手は試合に出場する権利を持つ。
- 代替指名選手とは？：出場選手登録が抹消された選手に代わり、一時的に出場することが認められた選手のことで、その後の再登録の際にも関与する。
