阪神・デュプランティエの圧巻投球、交流戦初戦を制す

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◇交流戦 阪神7―1日本ハム(2025年6月5日) エスコンFで行われた交流戦の初戦において、阪神タイガースのデュプランティエ投手が圧巻の投球を見せ、ファンを魅了した

7回2死の場面でマウンドを降りる際、スタンドの虎党からは大歓声が送られ、彼の162キロの直球と130キロ台のカーブで打者を翻弄したのだ

デュプランティエはこの試合で6回2/3を投げ、2安打無失点、さらに今季最多の12奪三振を記録

この奪三振数は、彼の能力の高さを示しており、奪三振率は11.96と驚異的である

ピンチを切り抜ける能力も光り、初回には1死一、二塁の状況から3奪三振を奪う見事な投球を見せた

「ファンが飛行機を使って来てくれましたし、(歓声を受けて)素晴らしい気持ち」と喜びを表明したデュプランティエ

7回にはメジャーデビューでも対戦したレイエスを低めのチェンジアップで仕留め、“奪三振ショー”のハイライトを演出した

この日の12奪三振の内訳は直球が5、カーブが4

デュプランティエは「直球、カーブが自慢」と語り、特に直球のリリースに関して「勝手に小指が離れる」とユニークな説明を付け加えた

リリースがスムーズになることで球速が保たれるという独自のスタイルが、彼の150キロ超のスピードボールを支えている

また、カーブについては「大学時代に得た投げ方のおかげ」と話し、今の自分を築く基となったタイミングとテクニックへの感謝を表現

そして、初の北海道遠征では名産料理を楽しみつつ、勝利を手にしたデュプランティエは、開幕カードとして3年ぶりに日本ハム相手に勝ち越しを決める

≪交流戦6年ぶり開幕カード勝ち越し≫阪神がこの日勝利したことで、木曜日の勝率が4月24日以来の5試合ぶりの勝利となった

木曜日の成績はこれまで2勝5敗であり、低迷していたが日本ハム戦では○●○の勝ち越しを記録し、交流戦の開幕カード勝ち越しは19年以来のこととなった

阪神タイガースのデュプランティエ投手が日本ハム戦で見せた投球は圧巻でした。彼の12奪三振は非常に目を引くもので、特に直球とカーブの使い分けが巧みで、打者を翻弄する姿が印象的でした。これからの阪神の戦いにおいて、彼の存在はますます重要になっていくでしょう。
キーワード解説

  • 奪三振とは? 打者が投手の投球を空振りすること、もしくは投球を打たずにアウトになることを指します。投手にとっては非常に重要な能力で、奪三振が多いほど、そのピッチャーの実力が高いと評価されることが多いです。
  • 直球とは? 野球における最も基本的な球種で、投手が最も得意とする球です。速さやスピードが求められ、ストレートとも呼ばれます。
  • カーブとは? 投手が投げる変化球の一種で、速さに加えて、球が急激に落ちる特長があります。打者にとっては、正確にボールを捉えにくくなるため、非常に効果的な球種です。

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