彼は最終回を無失点に抑え、グリフィン、中川、大勢とつないだ完封リレーを完成させ、開幕からの連続無失点記録を25試合に伸ばしました
この記録は、2012年に達成された山口鉄也投手の記録を超える球団新記録です
試合は巨人が2-0で楽天を撃破し、マルティネスは今季21セーブ目を記録しました
9回表、マルティネスが4番手としてマウンドに上がり、先頭打者の浅村を右飛に打ち取りました
その後、村林のヒットで二塁走者が出ましたが、最終的にはドラフト1位ルーキーの宗山を左飛に仕留め、無失点で締めくくりました
これにより、巨人は今季ワースト5連敗を止め、交流戦開幕から4試合目にして初勝利を挙げました
試合の背景には、3日に肺炎で89歳で亡くなった長嶋茂雄氏への追悼があり、彼に捧げる勝利となりました
マルティネスは「間隔が空いていて、チームの負けが続いている中での登板で、少し難しさもあったが、今日は結果を残せて良かった」と振り返りました
また、自身の無失点記録については「特に何も言うことはない
これはチームのおかげ」とクールに答え、感謝の意を示しました
開幕から25試合連続無失点の中、マルティネスは防御率0.00を維持しています
彼は、「シーズン当初は状態が良くなかったが、登板を重ねていく中で調子が上がってきた」と述べ、今日の登板でも「最初のアウトを取れたことが大きかった」と振り返りました
長嶋氏について聞かれると、「直接会ったことはないが、テレビで見ていた
今日はみんな長嶋さんのためにプレーしたと思う
ファミリーにはお悔やみを申し上げたい」と述べ、試合の意味を噛みしめていました
今回の試合は、マルティネス投手の好投やチームの団結力が際立ったものでした。特に、長嶋茂雄氏の名を冠する勝利は、選手たちにとって特別な意味があったことでしょう。今後の試合でも、この勢いを維持することが期待されます。
キーワード解説
- リリーフ投手とは？：試合中に先発投手に代わって登板し、試合の終盤を守る役割を担う投手のこと。
- 無失点記録とは？：投手が登板した試合で、相手チームに得点を許さなかった回数の記録を指します。
- セーブとは？：試合の終盤でリードを守り切ることによって記録される、投手の成績の一つ。特に、勝利チームのリリーフ投手が重要な役割を果たした際に与えられます。
