巨人・西舘投手、ソフトバンク戦でプロ2度目の先発へ挑む

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 巨人・西舘勇陽投手(23)が、巡ってきたチャンスを活かすべく、11日にソフトバンク戦(みずほペイペイ)でプロ2度目の先発を果たす予定だ

昨年8月に先発した際は、中日戦(東京ドーム)で5回4失点という結果が残っており、今回は勝利を目指したい意向だ

 西舘は、「このワンチャンスをものにしたい

粘り強く、逃げの投球にならないよう強くゾーン内で攻めたい」と述べ、強い意気込みをみせている

ルーキーシーズンの昨年は中継ぎとして27登板を果たし、その結果として9回目の登板時に初めて先発として登板

しかし、その時は勝利を収めることはできなかった

 今季は救援で5回の登板を果たし、防御率2.57という好成績を残している

その後、5月に降格した後は、先発調整を続け、8試合で3勝0敗、防御率1.06という素晴らしい成績を収めている

「ファーム」での成績が良かったことを受けて、阿部監督は「優勝を競っている時に、こんなチャンスを与えることは難しい」と西舘抜擢の理由を明らかにした

 また、西舘は最近1軍練習にも合流し、久保巡回投手コーチとの修正にも自信を見せている

「フォームも春先に比べて安定してきた

2軍での経験を1軍でも繋げられるかが鍵」と述べ、292日ぶりにマウンドへ戻ることに対する意気込みを語った

 西舘は2軍で横変化の球種に加え、フォークやカーブなどの練習にも力を入れ、技術向上を目指してきた

しかし、ローテーションには他にも多くの競争相手が存在しているため、全身全霊で目の前の試合に集中することを誓っている

西舘投手の挑戦は、若手選手がプロの舞台でどれだけ通用するかを試される重要な瞬間です。競争が激しい巨人の投手陣の中で、自己の成長を示せるかどうかに注目です。
キーワード解説

  • 先発とは?:先発とは、試合の最初から投げることを指し、通常は投手の中でも最も信頼される選手が担当します。チームの勝利に直結する重要な役割です。
  • 防御率とは?:防御率は、投手がどれだけ失点を抑えられたかを示す数字で、低いほど良い評価をされます。この数値は投球回数あたりの自責点の数で計算されます。
  • 中継ぎとは?:中継ぎ投手は、試合中に先発投手が降板した後に登板する投手のことで、試合の流れを維持する役割があります。リリーフとも言われます。

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