巨人・坂本勇人が1軍復帰、長嶋茂雄さんへの誓いを胸に活躍誓う

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不振のためファーム調整中だった巨人・坂本勇人内野手(36)が、10日のソフトバンク戦(みずほペイペイドーム)で約1カ月ぶりに1軍に昇格した

今回の1軍復帰は、3日に長嶋茂雄さんが亡くなった後初めての舞台となる

坂本はミスターに説かれたリーダーの自覚を胸に巻き返しを誓った

坂本は、かつての背番号3のようにグラウンドで躍動し、ファンに勝利を届けることこそが何よりの供養になるとした

福岡へ向かう羽田空港での取材に応じた坂本は、「チームに貢献できるように頑張ります

それだけです」と短くも力強い言葉を残した

今季19年目を迎える坂本は開幕から不振が続き、4月15日に出場選手登録を抹消

その後、岡本の負傷離脱に伴い、5月7日に緊急昇格を果たしたが、わずか5日後の同12日に再降格となった

不振を乗り越えるため、坂本は試合に出ない期間を設け、試行錯誤を繰り返してきた

6月3日には「とても驚きました」と長嶋さんの訃報を受け、心に感じたことを明かした

2年前の不振時には長嶋さんが坂本を気にかけ、東京ドームのスイングルームで素振りを見てくれるなど、坂本に大きな影響を与えていた

坂本は04年の春季キャンプで長嶋さんから指導を受け、「お前はいつまでもジャイアンツのリーダーでいなきゃいけない」との言葉を受けた

以降、坂本はチームの中心選手として活躍し続けてきた

長嶋さんの死去の報を受けた後、坂本は「これまでの巨人軍をずっと支えてくださった大先輩

なんとかその期待に応えられるようにまだまだやっていかなきゃいけない」と強い使命感を抱いている

6日からは2軍の新潟遠征に同行し、オイシックス戦では左中間ソロを放つなど、直近4試合で12打数5安打、1本塁打、4打点を記録し復調の兆しを見せている

阿部監督も坂本をリーダー役として期待しており、「(坂本が)いる、いないで違う

もちろん結果を残してほしいけど、それ以外のところも大事」と言及

チームが首位・阪神と5.5ゲーム差の4位にいる中、巻き返しには「サード・坂本」の力が欠かせない

坂本勇人選手の1軍復帰は、彼自身だけでなく、チーム全体にも大きな意味を持つ出来事です。長嶋茂雄さんの死去という悲しい出来事を受け、坂本選手がその期待に応えようとする姿勢には、ファンからも支持が集まるでしょう。リーダーとしての役割を果たすことで、チームを元気づけてほしいですね。
キーワード解説

  • リーダーとは? 組織やチームを率いて導く役割のこと。特にスポーツにおいては、選手の模範となり、チーム全体をまとめる重要な存在です。
  • 復調とは? 調子を取り戻すことを指します。スポーツ選手はしばしば不調に陥ることがありますが、それを乗り越えて成績を改善することが復調です。
  • 不振とは? 調子や成績が悪い状態を意味します。スポーツにおいては、選手が期待されたパフォーマンスを発揮できていない時に使われます。

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