ヤクルトの野村、豪快な一発で中日戦の好調さを証明

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◇交流戦 ソフトバンク2-4ヤクルト(2025年6月8日 神宮) 近年注目を集めているヤクルトの野村選手が、6月に入って早くも3本目の本塁打を放つなど、充実したプレーを見せている

この日は「7番・三塁」で先発出場し、7回、無死一塁の場面で右中間スタンドへの豪快な7号2ランを放ち、チームを勝利に導いた

前カードの中日戦では、12打数6安打、2本塁打、5打点という驚異的な成績を収めていたが、今カードに入ってからはヒットが出ず、初の2打席では相手先発投手の高橋選手に完璧に封じ込まれていた

しかし、野村選手は焦りや迷いを見せることなく冷静に打席に臨んだ

「いいコースに来ていたし、落ち込むことなくできていた

しっかり切り替えていけたと思います」と自身のプレーを振り返った

7回に投じられた3番手・矢崎選手の直球を的確に捉えた背番号99の野村選手は、「打つべきボールにスイングを仕掛けようと頭を整理して打席に入りました

ミスショットすることなく仕留めることができました」と、充実した手応えを語った

しかし、今後は相手チームからのマークが一層厳しくなることが予想される

小久保監督は「これだけ試合に出ているとウイークポイントが分かり、丸裸にされてくる

プロはここからさらに抜け出していくことが大事」と、さらなる成長を期待している

昨シーズンは38試合に出場し、打率はわずか・116、0本塁打という厳しい結果に終わった野村選手

今シーズンは勝負の年と位置付け、掴んだチャンスを手放さず、さらなる猛アピールを続けていくことが求められている

野村選手の成長が光る試合でした。昨季の苦しい経験を経て、今年は自分の力をしっかりと示しています。特に今回は前の打席での不調を引きずらず、本塁打を放った点が印象的でした。監督の言葉にもあったように、相手からのマークが厳しくなる中で、さらなる成長が求められます。
キーワード解説

  • 打率とは?:選手が打席に立った回数に対して、何回ヒットを打ったかの割合を示す指標です。一般的に高いほどバッティングの能力が高いとされます。
  • 本塁打とは?:野球において、バッターがボールを打って、一塁、二塁、三塁を回り、ホームベースに戻ることで得点することを指します。本塁打は特に重要な得点手段とされます。
  • ウイークポイントとは?:選手やチームの弱点や苦手な部分を指します。相手チームに観察されやすい部分であり、これを克服することがプロ野球選手にとって重要です。

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