阪神・坂本が待望の今季初ホームラン、試合は8対2で勝利

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◇交流戦 阪神8―2オリックス(2025年6月7日 甲子園) この試合で坂本選手が放った3ランホームランは、阪神にとってだけでなく、彼自身にとっても特別な一打となった

試合後、坂本選手は「全然打ってないから

全力で走った」という振り返りを口にし、その打撃によって、チームは貴重な勝利を収めた

試合の8回、2死一、二塁の場面で、坂本選手は相手ピッチャー阿部選手の144キロの直球を捉え、左翼スタンドに運ぶ打球を放った

このホームランは、阪神の捕手としては今季初のホームランであり、前回のホームランは2023年6月4日のロッテ戦で梅野選手が放って以来のこと

さらに、坂本選手自身にとっても、2021年10月13日の巨人戦以来の一発であり、記録ずくめの試合となった

坂本選手は、守備面での評価も高いが、打撃への強いこだわりも持っている

特に、お手本としているのはメジャーリーグのスラッガー、ミゲル・カブレラ選手

そのバットコントロールは坂本選手にとっての理想であり、4月には「魚雷バット」を注文することで、「阪神の捕手がホームランを打たないと言われるから、“魚雷”で打ってやりますわ」と、積極的に打撃向上を図っていることを明かしている

試合中、彼は投手陣を懸命にリードし、先発投手の大竹選手、岡留選手、湯浅選手、及川選手、桐敷選手を健闘させることで、チームに勝利をもたらした

「投手の頑張りは絶対に大事」と、自身のホームラン以上にチームの勝利を喜ぶ坂本選手の姿勢が、彼の強いリーダーシップを示している

坂本選手のホームランは、長い間待たれた一打であり、彼の努力の成果が実を結んだ瞬間でもあります。特に、「魚雷バット」の導入は新しい試みであり、彼の打撃向上に向けた姿勢がうかがえます。今後の試合でも坂本選手の活躍が期待されます。
キーワード解説

  • ホームランとは?:野球において、バッターが打ったボールがフェンスを越えてスタンドに入ることをそう呼びます。ホームランを打つと、打者と全ての走者がホームベースに戻り得点が入ります。
  • 捕手とは?:野球におけるポジションの一つで、投手の投げたボールを受け止める役目を担います。捕手は試合の戦略をサポートし、時には投球を指示することもあります。
  • フレーミングとは?:捕手が投球を捕球する際に、そのボールの位置を投球とは異なる位置に見せかける技術で、審判がストライクを判断しやすくするための技術です。

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