中日、交流戦でソフトバンクに挑む – 監督・井上一樹の采配に注目

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2025年6月9日、プロ野球交流戦で中日ドラゴンズが福岡ソフトバンクホークスと対戦する

この試合は、中日が今シーズン54戦目にして、特に取り組むべき重要な試合とされる

中日は現在、23勝28敗2分けの成績でセ・リーグの5位に位置し、首位の阪神タイガースとは7.5ゲーム差がついている

対するソフトバンクは26勝24敗2分けで4位、首位の日本ハムとは3.5ゲーム差となっており、調子が上向いている

中日とソフトバンクの過去の対戦成績

昨シーズンの交流戦では、中日は7勝11敗、ソフトバンクは12勝6敗という結果を残しており、中日は低迷していた

その中でも、ソフトバンクとの対戦では果敢に挑んでいたが、序盤での失点が響き、勝ち越しを許している

特に昨季、このカードで中日が2勝1敗で敗北したことが影響し、今年はなんとかリベンジを果たしたいところだ

前日のゲームレポート

前日の第2戦では中日が苦しい戦いを強いられた

先発の三浦が初回から栗原や野村に2本の2ランホームランを浴び、2回までに4点を失う展開

5回には四球で押し出され、合計5失点で降板する結果となった

また、6回にも2番手の勝野が失点、8回に藤嶋が佐藤直に2ランを許し、投手陣は合計で8失点

打線も苦しみ、前田純に8回まで2安打と抑えられ、最終的にはカリステのソロとボスラーの適時打による2点にとどまった

スターティングメンバー発表

中日 ソフトバンク
1) 上林(ライト) 1) 周東(センター)
2) 山本(セカンド) 2) 今宮(ショート)
3) 岡林(センター) 3) 柳町(レフト)
4) ブライト(レフト) 4) 近藤(DH)
5) ボスラー(ファースト) 5) 中村(ファースト)
6) カリステ(DH) 6) 野村(セカンド)
7) 高橋周(サード) 7) 栗原(サード)
8) 加藤匠(キャッチャー) 8) 嶺井(キャッチャー)
9) 村松(ショート) 9) 佐藤直(ライト)

先発投手のデータ

中日から先発する金丸夢斗(22歳)は今季4度目の登板で、成績は0勝1敗、防御率1.50という好成績を残している

前回登板のヤクルト戦では6回3安打1失点と安定感を見せた

一方、ソフトバンクの先発大関友久(27歳)は今季10度目の登板、3勝3敗、防御率2.61を記録しており、前回登板では5回無失点と好投している

中日の監督井上一樹氏の采配が光る試合となることが期待される。交流戦という貴重な舞台で、特に昨年の結果を受けてリベンジを果たすために、選手達がどのような戦いを見せるのか注目だ。今季の中日は波に乗れない状況であるが、それを打開する戦いが求められる。そして、若手投手金丸夢斗にかかる期待も大きい。
キーワード解説

  • 交流戦とは? 野球のシーズン中に、セ・リーグとパ・リーグのチーム同士が対戦する特別な試合のことを指し、ファンにとっては異なるリーグの強さを比較できる貴重な機会です。
  • 防御率とは? 投手が与えた自責点をイニング数で割り、9を掛け算した数字で、低い程優れた投手とされる指標のひとつです。
  • 先発投手とは? 試合の初めから登板し、その試合の主な投球を担う投手のことを指し、試合運営において非常に重要な役割を果たします。

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