ロッテ・高卒2年目の早坂響、初登板から学びを得て再昇格を目指す

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ロッテの高卒2年目、早坂響選手が一軍登板を果たし、今後の成長に向けた重要な経験を積んでいる

彼は初めての一軍のマウンドでの投球を振り返り、「ファームと違う雰囲気があるので、そういう中で投げられたのはすごく良い経験ができたと思います」と語った

初登板の内容

早坂選手は5月11日にプロ初昇格を果たし、その日の西武戦でプロ初登板を果たした

この試合では、0-9の8回に投げ、先頭打者の滝澤夏央を148キロのストレートで空振り三振に仕留めるなど、1回22球を投げて3被安打、1奪三振、1失点という成績を残した

2度目の登板と安定感

14日の楽天戦では、この日も再び8回に登板し、無失点の好投を見せた

先頭の代打・小郷裕哉を149キロのストレートで三邪飛に導くと、続く中島大輔と辰己涼介も打ち取った

これにより、いやでも試合をしっかり抑える安定感を示した

一軍経験がもたらした成長

初めての一軍経験から早坂選手は「真っ直ぐは自分の武器だと思うんですけど、打たれてしまったので、練習が必要」と自身の課題を感じている

一軍登録を抹消された後は、ファームでの復帰に向けて、「四球を減らす、ファーストストライクを取るといった基本を意識している」と話しており、3試合連続無失点を達成している

変化球に挑戦
早坂選手は変化球にも挑戦しており、「フォークを使えている」と手応えを感じている

今後も様々な投球スタイルを磨くことで、次の一軍のチャンスに備える予定だ

同学年の寺地隆成選手や木村優人選手の存在も、良い刺激となり、「再び一軍で投げるために、ファームで良い結果を残したい」と意欲を述べた

早坂響選手が一軍経験を通じて感じた課題や成長の意欲は、若手選手にとって非常に重要なメッセージです。一軍の舞台での貴重な経験は、将来につながる大きな糧となるでしょう。同時に、変化球への取り組みも見逃せません。選手がさらなる向上を目指す姿勢は、ファンにも大きな期待を抱かせます。
キーワード解説

  • 高卒2年目とは? 高卒2年目とは、高校を卒業しプロ野球に入団してから2年目の選手を指します。この時期は選手が成長し、技術やメンタルが大きく進化する重要な期間です。
  • フォークとは? フォークは、ピッチャーが投げる変化球の一種で、バッターが球を打とうとすると、急激に落ちる特性があります。多くの場合、空振りを奪うために使われます。
  • 三振とは? 三振は、バッターが打撃に失敗してアウトとなることを指します。特に空振りや見逃しによって三振が取れた場合は、ピッチャーにとって大きな成果となります。

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