中京大、久留米工大を相手に全日本大学野球選手権初戦を快勝

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◇10日 全日本大学野球選手権1回戦 中京大7―0久留米工大(東京ドーム)=8回コールド

愛知県の中京大学が久留米工業大学を相手に、8回コールドで快勝を収め、今大会での初戦を華々しく飾った

中京大は、55年ぶりの優勝を目指しており、この試合での勝利は2年連続での初戦突破を意味する

試合の立役者となったのは、今秋のドラフト候補でもある秋山俊外野手(4年・仙台育英)だ

彼は全4打席で出塁し、3安打2打点、さらには1四球を記録する大活躍を見せた

秋山は、まず第1打席で四球を選び出塁

続く第2打席ではスライダーを捉え、右翼スタンド中段にソロ本塁打を放ち、チームに先制点をもたらした

また、第3打席では左中間フェンス直撃の適時二塁打を打ち、勝負強さを発揮

最後に第4打席では中前打を打ち、確実にチャンスを作る結果となった

彼は試合後、「フルスイングする持ち味をきょうの試合は出せた」と充実した様子を見せた

秋山は今春の愛知リーグで、4本塁打および15打点を記録し、それぞれ本塁打王と打点王に輝く実績を持つ左の強打者である

中日の清水スカウトは「芯でとらえられているし、コンタクト率が高い

打てる外野手としての評価は上がったと思う」とその才能を高く評価した

中京大は、先発投手が相手打線を抑え込み、守備もしっかりと機能していた

一方の久留米工大は試合の流れをつかめず、攻撃も振るわなかった

これにより、両チームの力の差が明らかとなった

また、次回は中京大にとって更なる試練が待っていることだろう

今回の試合では、中京大の強打者秋山が特に目立ちました。全打席で出塁し、ホームランや二塁打を打つなど、攻撃の中心としてチームを牽引しました。久留米工大は抑えられた印象が強く、中京大が今後どのような戦いを見せるのかが楽しみです。
キーワード解説

  • 全日本大学野球選手権とは?全国の大学野球チームが集まって行われる大会で、多くの名門校が参加します。
  • ドラフト候補とは?プロ野球のチームに入団するための選手を選ぶための選考で、注目選手は特に注目があります。
  • 本塁打王とは?シーズン中に一番多くホームランを打った選手に与えられる称号です。
  • 打点王とは?シーズン中に最も多くの得点をチームに与えた選手に与えられる称号です。

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