日本ハム・新庄監督が誇る押し出し四球の重要性

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◇10日 交流戦 日本ハム3―1ヤクルト(エスコンフィールド北海道)日本ハムの新庄剛志監督は、試合後に五十幡亮汰外野手が8回に2死満塁の場面で選んだ押し出し四球を高く評価した

この押し出し四球は、得点を追加する重要な一打であり、新庄監督はその価値に注目した

押し出し四球とは、打者が四球を選ぶことにより、走者が本塁に生還することを意味する

このプレーは、特に満塁時においては、ピッチャーにとってプレッシャーが大きく、戦局を有利に進める決定的な場面となる

監督は、7日の中日―ロッテ戦を引き合いに出し、田中幹也内野手が満塁で押し出し四球を選び、試合を決定づけたことに感銘を受けたという

「中日の田中君が満塁で押し出し四球を選んで勝った試合があった

それで、80%は四球狙いでいったというコメントを聞いて、ああ、いい考えだなあと

そういう気持ちで五十幡君もいったらと思っていた」と新庄監督は振り返った

五十幡は、ヤクルトの丸山翔投手の荒れ球を見極め、冷静に押し出し四球を選び、チームに貴重な得点をもたらした

実際に、押し出し四球は一見すると消極的なプレーに思えるが、緊迫した場面で冷静に選択することの価値は計り知れない

今回の試合での新庄監督の発言は、戦術面で非常に興味深い。押し出し四球を狙うことが勝利に直結する可能性があることを示しており、選手に勇気を与えるものだ。これにより、チーム全体の戦略が一層明確になり、選手たちもプレッシャーの中で冷静さを保てるようになるかもしれない。
キーワード解説

  • 押し出し四球とは?緊迫した試合の中で、打者が四球を選ぶことで走者が本塁に生還することを言います。このプレーは、特に満塁の場面で価値が高く、相手投手に大きなプレッシャーを与えます。

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